YAMAHAサウンドバー YAS-109 レビュー [家電]

YAMAHAサウンドバー YAS-109
2か月間使用した感想。

接続は BDレコーダー--->YAS109--->TV
という繋ぎ方で使用。

これで、BDレコーダーの音声はもとより、HDMIのARC機能で
TV放送や、TVにつないだ外部機器の音声もサウンドバーから出力が可能。

TVのHDMIがARCに対応していない場合でも、付属の光ケーブルで音声出力可能。
買う前、ちょっとここらへんの仕組みが解りづらかったので書いてみた。

TVを起動するとYAS109が連動して起動し、TVの音声は自動的にOFFになる。
TVのリモコンから、そのままYASの音量の変更が可能。
なので、普通にTVのスピーカーのような感覚で使用できる。

サウンドの設定やクリアボイス機能、低音増幅などの設定は
本体のランプの点灯での確認になるので、ちょっと解りづらいんだけど
専用のスマホアプリがあるので、そちらで簡単に操作できる。
音量も変えられるので、アプリがあれば付属のリモコンは必要ないかも。

ただ、本体ランプの輝度変更とか自動電源OFFの有効/無効など、細かい設定まではアプリからは変えられないので
そこはちょっと不満な点。
ボタン同時押ししながら起動、みたいな、裏コマンド的な操作方法導入してるんだから
そここそスマホアプリでスマートに設定したかった。

そして、肝心の音は、TVのスピーカーと比べるとさすがに雲泥の差。
YAS導入で、液晶TVの軽い音とは比べ物にならないパワーアップを果たした。
普通のステレオ放送の、地上波のニュース番組等でも、音楽がかかると明らかに差を感じるし
CMなんかも結構印象変わると思う。

売りであるサラウンドは、正直肩透かしだった。
売り文句である上下の定位どころか、前後も怪しい感じ。
ごくまれに後方からの音を感じられる時がある、みたいな。

ここらへんは感覚によるところが大きそうだし、設置環境や
ソースによっても変わると思うけど、
少なくとも自分は疑似5.1チャンネルという感じは得られなかった。

説明書のFAQ「サラウンド効果を感じづらい場合」の項に、
音量不足が原因かも、とあったので、
近隣を気にしてあまり音量出してないのがダメなのかもしれない。

ただ、通常のステレオとは明らかに違う、音に包まれてる感みたいなものはあるし
(雨のシーンとかでは顕著で、実際に外で雨が降ってるかと錯覚したくらい)
スピーカーの範囲の外からの音は普通に感じる。
そして、重低音の迫力があるので、映画を観ると臨場感2割増し、くらいの感覚がある。

というわけで、サラウンド機能を期待して購入すると肩透かし感があるかもしれないけど
TVのスピーカーじゃ物足りない、という人にはちょうどいい商品だと思う。
それなら普通に、もっと良いスピーカーをつなげばいい、という話もありそうだけど
HDMIで気軽につなげて連動できる点が良い。

自分は使っていないけどアレクサ搭載や
bluetoothで音楽を流せたり、部屋で気軽に音楽を流したい人は、より活用できるだろう。
音楽用としては、本格的なオーディオとは比べ物にならないだろうけど
比較対象:スマホのスピーカーなら満足できるはず。

貧弱なTVのスピーカーの代替+ネットワーク機能の多彩さで
十分使える製品だと思う。
当ブログでさんざん書いた不具合問題もしっかり改善されて、快適に使えている。

これ使って映画を観ると迫力が増すので
(音楽がにぎやかな作品が特に相性良い)
以前より、レンタルで映画を観るようになった。

前に使っていた、SONYの9.1chサラウンドヘッドホンも良かったけど、
2時間ヘッドホン装着して映画観る、というのは結構な面倒さがあったので
利便性でこちらに分がある。


ヤマハ サウンドバー Alexa搭載 HDMI DTS Virtual:X Bluetooth対応 YAS-109(B)

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  • 出版社/メーカー: ヤマハ(YAMAHA)
  • メディア: エレクトロニクス


現時点で十分楽しめているので、良い買い物をしたと思う。
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