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電人ザボーガー 映画 感想 [電人ザボーガー 感想]

劇場版電人ザボーガー

公開初日に見てきた。

今回は上映館が少なかったので、
いつもの川崎ではなく、横浜の映画館、ブルク13をチョイス。
駅そばの、ショッピングモールの上の階に設置されているタイプで、
これはショボいんじゃ、と覚悟したが、広くて綺麗だった。
上映ホール内も広く、座席と座席の間(前後)も広かったように思う。
スクリーンも大きくてよかったのだが、
予想以上に大きかったため、センターの通路すぐ後ろの席だと、若干見上げる形になり
いつものつもりで見ていたら、首が疲れた。
ただ、若干、音響に不満というか、低音が効いてない様な気がしたが、気のせいだろうか。
安いスピーカーで大音量にした時の薄っぺらい音、というか。

以下、ネタバレ含む感想。




お約束のネタバレとして、新田刑事爆死


それはいいとして、予告である程度解っていた事ではあるが、
おちゃらけ要素が多すぎて、正直楽しめなかった。

まず、第一部、青年期編だが、
レビュー等で大門完コピ、等と絶賛の主人公の演技だが、
オイ、どこがだよ、と言いたい。
熱さと朴訥さのバランスが大門の特徴なのだが、
この映画では、ただの脳筋、熱血バカとして描かれている。
俺的には、OPテーマ曲に乗せたバトルで、決めの変顔を見せたところがピーク。
喋れば喋るほどダメ。
髪型も雑なヅラ(しかも大門に似てるワケでもない)、顔は石川遼、喋りはヘタクソ、
演技自体は悪くなかったが、大門豊かというと完全に別もの。
これで「完コピを目指した(キリッ)」とは、失笑である。
ただ、どの程度吹き替えか知らないが
アクションは良かったと思う。

主役だけかと言うと、他の出演者もダメ。
まず、何故かヒロイン役抜擢のミスボーグ。
容姿はどうでもいいが、とにかく声がダメ。
女特有の、無理にドス効かせた声が聞き苦しい。
(これは、ラーガズ三姉妹にも言える)
これなら、昭和のミスボーグの方が魅力的である。
悪之宮博士は風貌も似てないし、キチガイはキチガイだが、方向性が違う。
あれなんじゃないの、役者が大物だし、普通に悪役やるの嫌がって
監督ちゃんさあ、こんな感じでどう?みたいなノリなんじゃないの、と
邪推してしまう。
喋りも活舌が悪く、7割くらい何言ってるか聞き取れなかった。
原作でも登場したライバル、秋月玄も、設定改変で登場するが、
衣装以外、オリジナルとは似せる気は無いようである。
そこは良いのだが、そのくせ
大門!というイントネーションだけオリジナルを再現しており
(というか、オリジナルは全部訛っているw)
それが知ったかぶり乙、的な
ウザさを感じてしまう。
(V3のドクトルGの仮面ラァ~イダ的な)
こんなもん、最初の一回だけ入れればニヤリとできて終わるのに、何度も何度も言うから。

ただ、新田刑事は、顔は似てないと思っていたのだが、
意外と雰囲気近くて良かった。
それだけに、2部でのガイキチ化はゲンナリである。

ストーリーは、TVとはパラレルで、大門登場から描かれているのだが、
おかげで展開が駆け足、
劇中、大門とザボーガーは3回程度しか闘ってないワケで、絆とか言われても
ピンと来なかった。
これなら、TV版〇話あたりの(それこそ、MX放送の13話とか)続きで、
そこからパラレル、とかで良かったのでは。
この映画単品で作品として完結させたいのはわかるが、別にそんなもんバッサリ省略で良いと思うんだが。

後編、おちぶれた大門が立ち直るエピソードは
そこが映画の焦点であるかのように予告で見せておきながら、
サラっと流すだけ。
というか、主演板尾と言っているが、活躍自体は若大門の方がぜんぜん多く、
板尾氏は、客寄せに呼んでちょっと頑張ってもらった、みたいなレベルじゃないか、と。

原作では最後まで変形せず終いだったマシンホークの変形は、
もっと引っ張りるのかと思ったが、意外にあっさり登場。
だが、あのふざけた扱いに心底ガッカリ。
ここは期待に応えるところだろ、と。
しかも実質ラスボスである。
これでどう熱くなれ、と。

女体巨大化は、何となくだが、この監督の趣味なのかな、という気がした。
(ミスボーグのシーンも含めて、ちょっと変わった性癖の人なのだろう)
それ自体はまあ良いが、意味不明の携帯怪電波攻撃とか、生首攻撃とか、
なんだかなあ、と思ってしまった。
どうせやるならミスボーグゴア死とか、そこまで振り切れば良いのに。

最後のザボーガーとのダブル飛竜三段蹴りはちょっと良かったが、
あそこは、腰痛で飛べなくなった大門が(ドラマの勢いだけで)いきなり復活するのではなく、
ザボーガーがサポートする形で、だったら
絵的にもドラマ的にも熱かったと思う。

シナリオは全般的に勢い任せ、というか
どこが「泣ける」んだ、バカヤロウ、と。
はっきり言ってイマイチである。
シチュエーション的にはアツいシーンもあったが、
そこらへんは予告編で全放出、本編は残りカスといった印象。

良いところといえば、基本、劇中のBGMは原作BGMのアレンジ版で、
これが、この映画の最大の良い点だった。
アレンジ具合も絶妙で、これはCD欲しいレベル。
よく動くザボーガーも見所だったが、
やはり、アレンジされたデザインが格好悪く見えてしまう。
3門となった速射破壊銃もバンバン使ってくれるのだが、見せかたが雑というか、
ミスボーグ、ジャンボメカと、破壊力を感じさせない演出で、
速射破壊銃=弱武器、という印象がついてしまった。
破壊銃といえば、OPラストは、主題歌完走せずに、
破壊銃>主題歌停止>メカアニマル爆死
という流れが見たかった。
また、使用シーンが多いのだから、一回くらい
中盤使用した
ザボーガー・速射破壊銃の構え
からの発射が見たかったところである。

総括として、結局、公式でやった仮面ノリダーという感じで、
オリジナルのファンはただ不愉快…
とは言わないが、笑えないクソコメディ止まりだった。
ミスボーグの屋台とか、ブルガンダーの赤いヤツを~発言とか、
面白い原作パロディは沢山あったのだが、匙加減がヘタクソというか。

映画の最後に
山口 豪久氏に捧ぐ
と書いていたが、こんなもの、本当に故人に捧げられる映画だったと思ってんのか?と。

「笑って泣ける」、等と言うからには
バカで笑える、だけではなく
すごすぎて笑える、というシーンを期待していたのだが
そんなシーンは最後までなかった。
が、EDがオリジナル映像版のカット使用、というのは
唯一の良心というか、もうそこだけは泣ける映画だったと言いたい。

コメディというか、笑いは人それぞれ合う合わないが大きいと思うので
合う人なら楽しめるのかもしれない、と一応フォローしつつ
超HAMEX映画批評的には30点。
思い返すと、俺が素直に笑えたのは、
ザボーガーで戦闘員ひき殺すシーンくらいだったかもw

ただ、この映画化のお陰で、オリジナルのザボーガーを見る機会を得られたワケで、
(まさににわかファン乙、であるw)
その点では感謝している。

今週の電人ザボーガー 13話 [電人ザボーガー 感想]

「秘密刑事 死の一騎打ち」

東京MX放送分最終回となる13話。

シーカスル計画第二段として、日本中の有名科学者を誘拐を計画する悪之宮。
大門打倒のために、拳法の使い手、ウルフジョーが派遣される。
このミッションは可能か、と問われ
はいともいいえと言わず、
ニヤリと笑うジョー。
「その自信は良い。だが、秘密刑事大門豊がいる事を忘れるな」
と念を押されると、突然
キェーーーーーッ!! ダーーーーッ!! ホー!ホアーーーーッ!!
と絶叫を上げ、大ジャンプを繰り返すウルフジョーが
またしてもガイキチ的恐怖感を煽るw
絶叫一発目で、後ろに立つシグマ戦闘員の肩に飛び乗り、
絶叫二発目でさらに後ろの戦闘員の肩に飛び移り、
三発目で、そのまま後ろの出口から飛び出していくのかと思いきや、
なぜか最初に飛び乗った戦闘員の目の前(元々立ってた位地)に着地、という
意味不明のアクロバティック演出から、間髪いれずのタイトルコールという超演出w

科学者誘拐をわざわざ予告し、警備に当たった新田達をあざわらうかの如く、
ウルフジョー登場。
新田と中野のダブル銃撃を、難なく両手で受け止めるウルフジョー。
さらわれた博士とミスボーグを乗せた車を、ザボーガーに追走させ
ウルフジョーと対決する大門。
だが、必殺の飛龍三段蹴りを、腹に仕込んだ鏡の反射の目くらましで防ぐ、という奇策で破り、
逆に必殺の回転蹴りを決めるウルフジョー。
炸裂の瞬間は単なる飛び蹴りに見えるが、そこに至るアクションは
スト2の竜巻旋風脚に非常に近い。
(ちょっと姿勢が格好悪いがw)
ドラゴン・リュウの元祖と言ってよいのではないだろうか。

ミスボーグの車にいつのまにか飛びつき、屋根から
フロントガラスに顔を出すザボーガーが良いw
飛び降りたザボーガーに車を停止させられると、
後姿丸見せで、一目散に逃げ出すミスボーグ(私服スタイル)も面白いw

ウルフジョーの必殺技を受け、寝込む大門。
実は、DVDで、この後の話を数話見たのだが、
たびたび大門敗北~入院というケースがあるw
思い返せば、第一話でも入院していた大門であるw

悪之宮直筆?の、漢字とカタカナで書かれた
今後の誘拐計画書・兼挑発状を受け取り、怒りに燃える大門だが、
傷のため起き上がれない。
かくして、大門療養中に博士2名が誘拐されてしまう。
数日後、未だダメージの残る身体を押して、現場復帰しようとする大門だが、
新田にたしなめられ、思い直し、傷の治療に専念する。

傷を癒し、ウルフジョー攻略のため、
怪しい修行場に赴く大門。
そこには、大門が「先輩」と呼ぶチョビヒゲの人物、勝連和尚(EDより)が。
ウルフジョー攻略に悩む大門を
「迷いの目だな」
と一目で看破する勝連和尚。
大門の実力を知る勝連は、大門の技が通用しないと聞き
「そいつは人間ではないな…」
と鋭く見抜く。
飛龍三段蹴りを破ったとなると、
「そいつはもはや、狼の類いであろう」
と格好よい例えまで駆使。
が、大門は
「シグマ団の刺客ですので、サイボーグではないかと思っています…」
マジレス
その後、目隠しでゆれる目標を殴り、ビール瓶をリョウ=ナガサキばりに
水平チョップ(&キック)で切断、
さらに、回転する2本の日本刀をくくりつけた装置を飛び蹴りで破壊、という
ムチャクチャな修行を一人行う大門。

そこに、修行寺にウルフジョーが乱入。
居合わせた勝連和尚が勝負を挑むが、竜巻旋風脚を食らいダウン。
「確かに見せてもらった… ウルフ…回転蹴り…!」
と、勝手に技に命名する勝連。
大門に挑戦状を残し去っていくウルフジョー。
一足遅く、かけつけた大門に
「大門君…ウルフの技の秘密を見たぞ…  右足だ… 右足に何かがある!」
と、イマイチ具体性に欠けるアドバイスを託す勝連和尚。
ちなみに、大門に比べて、傷は随分浅そうである。

後日。
ターゲットの女性博士の護衛につく大門。
そこにウルフジョー&メカアニマルが登場。
「ザボーガー!江川博士を守れ!」
のアバウトな指示を出し、ウルフとの再戦に挑む大門。
ここで、やっと登場となる今週のメカアニマル、ビッグGは、
手首がくるりと回転するアクションが印象的。
が、具体的な能力の描写はなく、完全に謎のメカであるw

ザボーガーの完全自律判断で繰り出された
チェーンパンチでビッグGをひるませ、
ブーメランカッターで両腕を切断
さらに追撃のブメカで断頭処刑
そのまま速射破壊銃で、お約束処刑コンボ炸裂か、と思わせておいて
そこから、首&両腕を失ったビッグGの死体を空中に投げ飛ばし
破壊銃で空中爆殺、という、DMCのダンテを30年先取るスタイリッシュ処刑コンボを披露。
というか、そこまでする必要がどこにあるのかw
もうやめて!とっくにビッグGのライフは0よ!とミスボーグも叫びたいところだろう。

ウルフとの戦いの中、大門がぶっぱな気味に放った飛龍三段蹴りだが、
1段目、2段目をヒットさせたにもかかわらず、ミラー殺法でふたたびバランスを崩してしまう。
ブザマに着地した大門を、反撃のウルフ回転蹴りが襲うが、
ミラーの光の反射を、目を瞑ることで防ぎ、修行の成果で、
回転するウルフの蹴り足に、空中でカウンターの一撃を入れ、その右足をゴア切断。
さらに、腹のミラーを叩き割って勝利を収める大門。

重いBGMのかかるなか、誘拐が阻止できてよかったね、と
みんなで土手を歩くカットに、ナレーション

「大門によって、ウルフジョーは倒れた…
 しかし、悪之宮博士は、さらに恐ろしい次の計画を進めているのだ。
 負けるな、大門豊。頑張れ、大門豊」

で終了。
意図してないとは思うが、なんとなく打ち切りの最終回っぽく見えなくも無いw

先輩の言った、ウルフの右足の秘密、という
本話最大のギミックが、イマイチ何か解らなかったので
(サイボーグだったけど別にこれといって仕掛け等なし)
先輩の、とりあえず言ってみただけ説を提唱したい。
伸びる、とかだと思ったんだがw
あと、まんまと誘拐されてしまった博士2名の安否が気になるところであるw


MXの、最後の提供バックの
今まで応援ありがとう!10/15は劇場へGOだ!ザボーガー!
のテロップが、気が利いててよかったw
リュウキの最終回の、玩具のCM的なw

13話までと、えらく中途半端ではあったが、
このTV放送がなければ、DVDが出ても、見たいとは思わなかっただろう。
また、再放送とはいえ、TVで毎週リアルタイムで見られて、
一種のライブ感も味わえ、相当楽しませてもらった。
東京MXに感謝の気持ちである。
劇場版も、いろんな意味で期待大である。

今週の電人ザボーガー ゴーッ!(12話) [電人ザボーガー 感想]

「驚異の人間長距離砲」

先週で、長期にわたるオメガ地獄計画が水泡に帰した悪之宮博士だが、
まるで気にも留めず、新たな計画
シーカスル計画をぶち上げる。
『まったくこりない わるびれない』
バンダイナムコを30年先取る男、悪之宮である。
ちなみに、聞きなれないシーカスルだが、
海上で、正式名称、シグマ大魔城ということで
sea castle 計画 なのだろうか。
間違ってもカスルって読むとは思えないので、もじった造語の可能性も高い。

シーカスル計画のパート1(悪之宮・談)となる、今回のカノンボール作戦は、
砲台で、人間の入った巨大砲弾(Σマーク入りw)を発射する、というもの。
劇中の説明を見ると、「任意のピンポイントに人を送り込む事」が目的であり、
砲弾はあくまで手段、という事だろう。
テストでは180kmの飛行を難なく成功させている。

シーカスル計画について語ったあと、人間砲弾テストを開始する悪之宮とミスボーグ。
砲弾をセットし、いざ発射、というタイミングでタイトルコールw
タイミング悪っ、といわざるを得ないw
釣りにきていた大門&新田ファミリー。
ボウズの新田に対し、爆釣の大門。
釣れない負け惜しみに、太公望まで持ち出した新田を完全無視し
「おっ、また来たぞ、オイ」
と熱中する大門が良いw
オイってw
ちなみに、新田さぁんの私服は、昭和40年代にしては
そうとうぶっ飛んだセンスだと思うw
そこで、飛行する人間砲弾を目撃する一家。
「たしかにシグマのマークだ…!」
と、めざとく砲弾のΣマークを発見した大門が、砲弾の行方を追走する。

ハイキングに来ていたカップル(EDクレジットによるとハイカーA&B)が、
飛行する砲弾を発見し、よせばいいのに
「よし、行ってみよう!」
と、追跡。
着地した弾丸から、メカアニマル・アイアンクロー(見た目は完全に人間)が飛び出し、
カップルは顔面を鉄のツメで切り裂かれて倒れる。
「タダイマ…モクテキチニ トウチャクシマシタ」
と、片言で悪之宮へ報告するアイアンクローが怖い。
ドルマンに続き、またしてもガイキチ系恐怖。
満足した悪之宮から、テスト弾丸は爆破しろ、との指示を受けるアイアンクロー。
(ちなみに、帰りはどうするつもりなんだろうw)

爆破しようと、爪を投げる予備動作ポーズをとったところで
(またタイミング悪いw)
大門withザボーガー登場。
倒れているカップルに気づくも、弾丸に気を取られてモタモタしているうちに
アイアンクローが弾丸を爆破。
もしカップルがこの段階まで生存していたとしたら、大門がグズグズしたばっかりに
爆死であるw
爆発を回避した大門は
(その際、一瞬倒れているカップルを見やったので、助けるのかと思ったがそんな事は無かったw)
砲弾の残骸を持ち帰り調べる。

新田が、息子の浩と公園で遊んでいるとアイアンクロー登場。
大門ハ何処ニイル!
の問いに
知らん!
と即答、
(大門関連の質問には、何故か一貫して知らないフリを通す新田である)
ならば、と新田を倒し、脅迫状を残して浩を連れ去るアイアンクロー。
ちなみに、正体バレバレなのに切り抜き文字の脅迫状使用で、
筆跡ごまかす意味が解らないw

「アスジュウジ ナカツガワラニコイ ダイモンユタカ…!」

ガイキチナレーションから、即座に
不安を煽る音階、
ボシューン!テレレレレレョ~ン
のCMジングルへの、高速不安コンボw

毎回、内心 チッ、うぜえな、と毒づいていた
ういしゃ~! どんなに~つらくて~(ドスコイ・ドスコイ)
の、ももクロのアホ歌CMも、見るのはあと1回か、と思うと感慨深いものがある。

脅迫状に従い、中津川原に行くと、シグマバイク兵4台の待ち伏せが。
先々週不発に終わった、マシン形態での速射破壊銃を炸裂させ、
シグマ兵爆殺。
シグマとは言え、生身の人間相手に殺人兵器(具体的にはブメカ、破壊銃)を決めたのは
シリーズ初ではないだろうか。
その後、サイドカーで現れたアイアンクローとのカーチェイス。
一撃でドライバーを叩き落す大門と、走行中、サイドカーからバイクへ
難なく乗り移るアイアンクローが熱い。
アイアンクローに対してもマシン速射破壊銃をパナす大門だが、
取り逃し、
「ダイモンユタカ… ヨク聞クノダ… オマエノ墓場ハ 地獄島ダ…!」
のガイキチナレーションを聞かされる。
というか、ここのシーン全部、最初から脅迫状で
川原じゃなくて地獄島指定しておけば不要だったのでは、と言わざるを得ない。

対岸より、ヘリキャッツで地獄島を偵察する大門。
シグマの存在を確信し、ようし!と
躊躇わずマシンザボーガーで海へ突入。
ここのザボーガーが、若干いつもと造型が違うような気がしないでもないが、
水中仕様で防水的な機能が働いて変形したのだろう。
ちなみに、随分のんびり進んでいたが、設定では水上を130kmの速度で走るザボーガーである。

待ち構えるアイアンクローに対し、
「アイアンクロー!貴様ってヤツは… 許せない!」
と、突如怒りをあらわにする大門。
さっき戦った時は怒ってなかったので、浩誘拐より
逃げて地獄島へおびき出された事を怒っているのだろうかw
浩を盾に取られ、手錠で拘束、連衡され、砲弾に入れられる大門。

「着弾とともに10km四方を完全に破壊する弾丸」を用意し、
大門豊の人間爆弾を炸裂させられるとは幸せな気分だ、ハハハハハ
実に楽しい、ハハハハ
とご満悦の悪之宮。
もはや、人間を送る、という当初の目的と
砲弾を使用する、という手段が完全に入れ替わっているがw

発射準備に入り、
(ここの浩の、大門さん!3連呼が良いw)
砲弾のフタが閉じられると、
「チェンジ!ザボーガー!」
大門絶叫
ザボーガーは放置だし、メットはそのままだし、結構当然の結果だと思うのだがw

シグマ兵を蹴散らしたザボーガーが、完全独断ブメカで巨大砲台
(基地の外に設置)を破壊。
その後の、悪之宮のジェスチャー付きの
「発射!」
からの、アイアンクローの
「ハッシャシマセン!」
が最高w

砲弾に原因があると勘違いした(何故?)悪之宮が、砲弾のフタを開くと、
EDのイントロに乗せ、
左右のワンツーパンチで壁をぶち破ってザボーガー登場。
ここは素直に格好良いシーン。
(直前に、大門のメットがニュっと出てくるのが微妙ではあるがw)

島の時限爆弾が作動し、
アイアンクローに拘束された大門が、
「ザボーガーッ!浩君を助けるんだ!」
と指令した際、ザボーガーが動き出すまでに1秒くらい謎のタイムラグがあり、
ザボーガーなりに
(ダイモンサン、先ニ手錠ヲ切ッタホウガ良イノデハ)
と葛藤があったのではないか、と妄想w
浩救出後、俺に構うな!と
ザボーガーと浩を島から脱出させ、アイアンクローとの勝負に挑む大門。
アイアンクローの攻撃を利用し、手錠を切断、
(偶然にも見えるがw)
毎回カットが切り替わる、クロー飛ばしの10連打(!)を全てかわし、弾切れをさせたかと思ったら
まさかのグローブ投げ~爆発
その手、改造とかじゃないんスか…
何故かドヤ顔のアイアンクローに対し、
怒りの大門が
「ひぃりゅう さんっだんっげりャァァ! ドワァァァー~~~~ッ」
とかつてないまでの気迫で飛竜三段を炸裂させ、
アイアンクロー水没~爆死
ついに生身の大門が、メカアニマルを倒してしまった歴史的瞬間であるw
(見た目が見た目だし、ドルマンやブラザス同様、改造人間の可能性はあるが、
 最期、爆死したところを見るとメカアニマルなのかな、と)

…と思ったが、よくよく考えると、片言とはいえ喋っていたし、
やはり改造人間ではないか、と考え直す俺である。
ということは、今回はメカアニマル未登場、という事になるのか。

地獄島大爆発~浩を乗せて泳いで逃げるザボーガー
なぜ、先ほどのクルーズモードを使わず泳ぐのか、という疑問が残るw
そして、上陸し、浩と手を繋ぎ歩くザボーガーが良いw

島と運命を共にしたかと思われた大門だが、泳いで無事帰還w
黄金の海をバックに、爆笑する浩・大門・なぜか決めポーズを取るザボーガーのカットで終了。

今週はロケいっぱいで、見所があった。
ただ、水中ザボーガー、砲台&砲弾、基地等で予算が尽きたのか、メカアニマルがヘルメット被った普通の人間というのは
さすがに淋しい。
(というか、予告を見ると、来週も生身アニマルである)
ザボーガーの活躍は少なかったが、印象的なシーンが多く、概ね満足。
総合的にも、楽しめる回だった。

超HAMEX的ザボーガー批評 ★★★★☆

ザボーガー映画予告DC版 [電人ザボーガー 感想]

ネットで、映画の予告編・ディレクターズカット版、という
新しいのを見た。



ネットで、監督の、
これは本編とノリは違うものである、というような注釈を見たが、
たしかにこの、完全コント的な乗りだとキツいw

あと一歩でただのコント、という上手いところで調整している…
と言いたいところだが、俺的には若干行き過ぎに思うw

「電人ザボーガーって知ってるかい?知らないかい?」

の辺りは最高だと思うのだがw
(映像の板尾大門の笑顔もあいまってシュールすぎる)
が、

「ザボーガー!突き当たりを右だ!」

がパロディとして笑える限界、
「あのカップルを狙え!」以降はは完全に悪乗りしすぎ。
ともすれば、この作品自体、昔の特撮怪作をネタに(バカに)した
おちゃらけコント映画、という受け取られ方をされかねないだけに
この宣伝の方向性は、若干危ないのでは、と思ってしまう。

が、もし、実際の本編もこんなコント全開の悪ふざけ映画なら、
この予告で良いのだがw
なんにせよ、シャレのわかる、ネット限定の広告にして、正解だと思った。

個人的には、
お、俺のザボーガーが汚された!
と思うほどの敬虔な信者ではないので、
これはこれで面白いとは思うのだが。
(山口氏のガチファンの人とかだと、複雑な気分ではないだろうか)
ただ、全編このノリであれば勘弁である。
そういう映画(というかコント)だよ、と最初に断ってくれるなら話は別だが。
とりあえず、予告編の

笑って泣ける、特撮オペラ超大作!

の宣伝文言を信じて、期待したいと思う。
カンフー映画的な(レジェンドオブフラッシュファイター的な)、
コント的ノリで掴んで、格好よく、かつ熱く終わる、というのが理想である。


…と思ったら、今週のMX放送後の予告で流れてびっくりしたw
TVで流すのか、これw

今週の電人ザボーガー (11話) [電人ザボーガー 感想]

「ジャンボメカ 東京破壊作戦!」

6話かけた、Ω地獄計画シリーズのラスト。

にしてはパンチ不足で、
先週、先々週で燃え尽きた感がw
正直期待はずれの回だった。

前半はシグマビル潜入~大門VSブラザス1・2。
よりによってガス工事を装った大門が、
ザコ兵士に
「ガス漏れなど無い」
と、変装の甲斐なく、あっさりバレたのと、
ハシゴを昇り、下からマンホールを恐る恐る開けて顔を出したら
シグマ兵にすっかり囲まれていたのが最高w
その後の、シグマ兵に成りすました大門の
「シグマ!」
が良かったw
が、これまたブラザスに速攻見抜かれ、エンカウントw
スーパーリンの部屋で鉢合わせた際の
うお、やべ~
みたいな、ストレートな挙動不審さといい、
大門、スニーキング能力低い説であるw
あと、口元だけ映ると、ライダーマンの顔だな、とw
顔全部映ってると別人に見えるのが不思議である。

で、ブラザス戦だが、せっかくのアクションだったが、
部屋が狭いので迫力不足&ムダに尺が長く、退屈してしまった。
先週、バイクであんなにハデに立ち回ったのに…
が、メットを失い、わざわざ入り口まで戻ってしまう大門が面白いw
予備メット装備後、ふたたび上りなおすのもゲームみたいで良かったw

心臓部に閉じ込められた際、壁を突き破ったら、心臓破壊で
巨大メカ爆死で終了か、と思いきや、そんなことは全然なく、
むしろ巨大ロボから飛び出して落ちそうになってしまい、大門大ピンチw
ザボーガーに飛び乗る際、ぶら下がり状態から大ジャンプしていたが、
そんな事が出来るなら、最初から安全な足場まで飛べよ、とw

ロボ起動時、ミスボーグが妙に具体的な時間を指定してしまい、
そのために自らストップウォッチ片手にカウントダウンをしていたが、
もっと正確にカウント刻んでくれよ、とハラハラしてしまったw
リズム刻めてねーよ、とバンドなら大ブーイングだろう。
コンピューターアニマル戦で、チェーンパンチ、ダブルパンチと
なぜかパンチ技限定で連打で繰り出すも
何もかも通用しない!状態の際、
大門の放った、
「時間が無い、ザボーガー!ファイト!」
の大雑把な指示が良い。
また、その命令を受けて、素直にタックルで突っ込むザボーガーもいじらしいw
コンピューターアニマルの反撃の電撃攻撃を受け、ヘロヘロになるザボーガーは、
具体的なダメージ描写としては、過去最大級だったと思う。
(爆死した前回は除くw)

大門の、何かに気づいたような描写からの
「やつの頭脳をぶっとばせ…! ザボーガー!速射破壊銃!」
ザボーガーよろける
「撃てェーーっ!」
破壊銃が謎のコンピューター(オープンリール)に炸裂、
コンピューターアニマル爆死!
のくだりは、イマイチ意味不明。
破壊銃がコンピューターアニマルにヒットしたのか、
はたまた、部屋の壁にでもある、外部頭脳的な弱点にでもヒットしたのか。
ジャンボメカ起動まで時間が無かったし
進退窮まった大門の、ぶっぱなし策が運良く通った、という事でいいのだろうかw

ミニチュア丸出しは、味と言えなくも無いが
もうちょっと上手くやって欲しい気もする。
満を持して登場したジャンボメカも、実際の活躍はビルを突き破って登場して数歩あるいただけ、という
ある意味、出オチ的切なさ
戦うのはサイズ的にムリだとしても、せめてもう少し、という気がw

今回のように、大門のアクションシーンで尺を稼ぐ場合、(相手がシグマ兵士の場合特に)
シナリオがスカスカで、とりあえずアクションで間を持たせよう、という
手抜き回である事が多い気がする。
詰め込みすぎな回と、シナリオ希釈回の差が大きすぎると思うのだがw

超HAMEX的ザボーガー批評 ★★☆☆☆

今週の 電人ザボーガー ゴーッ!(10話) [電人ザボーガー 感想]

マシンザボーガー.jpg

「Σ団・恐怖の地獄作戦!」

前後編の後編かと思ったら、まだ続いてたというオチw

囚われの大門。
悪之宮の、ジャンボメカ計画の説明からの、地獄絵図の想像図が昭和全開で良いw
古い演出ではあるが、BLACK・RXあたりでもやってたような。
ジャンボメカに浦上博士の頭脳を移している、との事だが
これが、コピーではなくムーブ。
浦上博士廃人に、という衝撃展開。
浦上はロボット工学博士の権威だし、てっきり
その知識をロボの組み立てに使うのかと思いきや、全然違ったw
このシーンで、ワンカット、新メカアニマル
(ドルマンはコンピュータアニマルと呼称。これが正式名称なのだろうか)
が映るが、今週の登場はここだけ。

「大門。ザボーガーの最期を見るが良い」
と、あいかわらず悪趣味な悪之宮により
(一切ぶれないのが良いw)
ザボーガー爆死の瞬間を見せられる大門。
先週難を逃れたと思ったら、今週こそリアルでザボーガー爆死
ものすごい大爆発である。
しかし、つい先週同じようなシチュエーションで無事だったから、
バラバラのゴアザボーガーが出るまで信じられなかったw
怒った大門が
「くっそう…よくも、ザボーガーを…!
 悪之宮ァ!出て来ぉぉい!」
と猛ったのが良かったが、むしろあのシチュエーションでは
マヌケというか、出てきても手が出せないと思うのだがw
その直後の悪之宮の冷静な
「騒ぐな!」
が、また良いw

大門が、唐突に抱いた、

「そうだ… このプラスチックの箱は電流を通さないというのに、
 やつの声が聞こえる… おかしい…!

という、ゆでたまご理論的な超疑問から
牢獄内のスピーカーを発見。
弱点に違いない、という確信から、
靴の裏から取り出した爆弾をセット。

ドルマンが、廃人と化した博士(ドルマン曰く、頭の中は空っぽで死んだも同然の生ける屍)を連れて登場。
ドルマンの、
「博士を外へ連れ出してダンプでひき殺せ
という、妙に具体的な殺害指令が怖い。
というか回りくどいw

牢獄を爆破して、博士と共に大門脱出。
ただ、あの描写だと、壁割れてたし、
別にスピーカーに爆弾しかけなくても出られたような…

追走するドルマン9との対決。

「大門!二度とΣ団に楯突けぬように、貴様の体を粉々にしてやる!」
「ドルマンナイン!悪が勝つか、正義が勝つか!勝負を付けようじゃないか!」
「強いものが勝つ!それが正義だ!」

と、先週ぱっと出の敵キャラとは思えぬ、宿敵演出。
が、いつのまにか
「正義とはなんだ」
という論調にすりかわってる気がしなくも無いw

実力伯仲、一進一退のバトル。
激しいアクションで見ごたえのある戦闘だった。
結構派手な立ち回りもノースタントでやっていて、体張ってるな、と感動。
BGMも、キチレコ~追走のテーマという熱いコンボで盛り上げる。

劣勢から、腹の隠し武器、破壊銃を放つドルマン。
脳改造系、という俺の予想が簡単に裏切られた瞬間であるw
大門がワンチャンスに、発動モーション小さめの、飛竜三段で強襲、
(映像的には飛竜四段蹴りになってしまっているがw)
破壊銃もどきを蹴りで破壊され、ドルマン死亡。
シグマの改造は、弱点がわかりやすいという疑惑があるが、
これも、いつかのリングイ同様
「大門の飛竜三段蹴りが、偶然にもドルマンの急所にあたった」
という事だろうかw
アムロ風に言えば
「汚い手しか使えないお前は、もうパワー負けしている!」
といったところだろう。

新田さぁん&鉄也と合流した大門。
父の状態を心配する鉄也に、
このまま治療すれば助かるよ、と大門は言っていたが、
悪之宮やドルマンの説明と矛盾するし、気休めで言ったのだろうか。
しかし、実際その後回復の兆しを見せていたし、謎であるw

警察が捜索したが、大門の報告した場所に、目撃したはずのジャンボメカは存在しなかった。
悪之宮曰く、ビル全体がジャンボメカになっている
との事だが、イマイチ意味が解らないw
ビルに擬装した、ということだと思うが、では、博士や大門が見たあの絵のロボは一体。
あの絵はもしや、リアルで完成予想図だったのだろうかw
だとしたら、そこは低予算だろうし、突っ込むのはヤボ、と思って
絵じゃないんだ、巨大ロボがそこにあるんだ、と優しさで補完した視聴者に対し
とんでもない裏切り行為だと思うが、どうだろうw

無残なザボーガーの姿を見て、珍しく泣き言を言う大門。
その時、バラバラのザボーガーを見て、正気を取り戻した浦上博士が
復元役を買って出る。

一方、ドルマンナインの弟分、ブラザス1&2が、兄のかたきーーー!とばかりに
大門の潜伏先を襲う。
せっかく弟分なんだから、ドルマンテンとかで良いと思うんだがw
「お前を殺してやる!」
に対しての、大門の
「なにッ!」
が良いw
ザボーガー修理完了まで時間をかせぐべく、
必死に逃げる大門だが、バイク2台による攻撃を受け、投げ縄で囚われ、
バイクで引き回され、大ピンチ。

息子に手伝ってもらいながら、弱った身体で過酷な復元を完遂、
命と引き換えにザボーガーを完成させた博士は、最期に、振り絞るように
「コ、コンピューター…アニマル…」
と言い残したが、
このダイイングメッセージは、来週以降、意味を持つのだろうか。
俺は忘れられると睨んでいるがどうか。

復活したザボーガーでブラザスとバイクバトル。
前半劣勢だったこともあり、あのマシンザボーガーが格好よく見える良演出。
なぜかマシンザボーガー状態でのバトルにこだわり、
ブーメランカッター、チェーンパンチをマシン形態のまま初使用。
ブラザスをバイクから叩き落したが、二人の合体技の砲撃を受け転倒。
このシーン、リアル転倒しているが、バイク大丈夫か、と、いらぬ心配をしてしまうw
そして、変形するかと思いきや、
倒れたそのままの体勢から速射破壊銃使用、という熱い展開w
体勢が悪かったせいか、ブラザスは仕留めそこね、取り逃がすが、
辛くも勝利といったところ。

博士の墓前に勝利を誓って終了。

先週のハイテンションに比べれば流石に見取りするが、
十分面白かった。
来週も期待である。
ちなみに、電人ザボーガーは、バラバラシーン用に加工したから
今週スーツが使えなかったのかな、と深読みしてみるw

今週の電人 ザボーガーーーーーッ!(9話) [電人ザボーガー 感想]

ブーメランカッター.jpg
ブメカ炸裂.jpg

「謎の男 ドルマン9」

開幕から、BGM・追走のテーマ(勝手に命名)にのせて、大門が崖を逃げるカット。
あまりの最初からクライマックスぶりに、
思わずレコーダーで、CM飛ばすの間違って、Bパートから見たのか、と心配になり
巻き戻してしまったw
偽大門の顔面を剥がし
「死んだか… 7号、見事だ」
と、ドルマンナイン。
声がフガってて聞き取り辛いので怪しいが、
なぜ7号なのか(8号ならまだしもw)、何が見事だったのか、結構謎であるw
擬装加減が見事だったのだろうか。
そもそも、顔の皮を剥ぎ取る必要がどこにあったのかw
サイボーグ大門の顔面はがしをバックにタイトルコール、という
アバンタイトルとは思えぬショッキングな展開に、開幕から期待値上がりまくりw
余談だが、ゆでたまご先生もそうだが、悪趣味な人は顔面はがしが好きな傾向にあると思う。
もしかしたら古いカンフーものにでも原典があるのだろうか。

続く、養成所のシーンでは、ドルマン9の裏声的奇声が怖いw
上半身裸&裸足プラス黒覆面、加えてこの奇声、
完全にガイキチである。
さらに強いからタチが悪いw
また、他の訓練兵が意外と普通の声なのが、ドルマンの奇異さを引き立てている。
ちなみに、覆面の下の素顔は山崎邦正に似ていると思うw
額の傷跡を見る感じ、脳改造系だろうか。
強さの代わりに、全ての感情を失った最強ロボトミー拳士、かと思ったが
後半で笑ってたので違ったw

ロボ工学の博士の家にたずねた女はミスボーグなのだろうか。
見た感じ、別人に見えたが、この女
ナレーション
「この日、日本のロボット工学の権威である、浦上博士の元に、一人の女が訪れた」
に続き
無断で家屋内に進入(?)>堂々とドアをあけて部屋を尋ねる>大門&新田がいたので慌てて逃げる
>しかもその後一切出番なし、と、一体何がしたかったのだろう
大門をおびき寄せるためだけなら、他にいくらでも方法があっただろうしw

おびき出された大門とシグマ兵の、門に飛び乗ってのバトルが熱い。
見た感じ、セットではなくリアル門っぽかったが、大丈夫なんだろうかw
ドルマンVS大門の1stステージは、互いに様子見で終了。
大門も、背中ごしに余裕ぶって
「恐ろしいヤツ…!」
じゃなくて、ザボーガーで追走して捕まえろよ、とw

最近奪われた、人工心臓、鉄材、スーパーリン、ダイヤモンドから
シグマは3000体からなるロボット軍団、もしくは巨大ロボを作っている、
と断言する浦上博士。
実際大正解ではあるのだが、こんな乏しい推理材料からのビンゴ、
驚愕のホームズぶりであるw
また、この博士の推論から、シグマの建設する巨大ロボは、25m前後と推察できる。

その後、博士の息子、鉄也(けっこういい歳)が登場。
浦上博士の「悪之宮博士と言うキチガイがシグマ団の首領なんだ」の衝撃発言から、
慌てた息子が、新田刑事に、
父に「ちゃんとした」護衛をつけろ、と要望を出すが
新田刑事は、大門君がいるかぎり大丈夫だ、と太鼓判を押す。
が、納得しない息子からクレームがつき、結局応援を呼ぶ事に。
その際の、新田さぁんの
「…大門くぅ~ん、ちょっと、本署行ってくるヨ」
が、態度最悪でよかったw
クレーマーを前にしての、絵に描いたような、フゥ~やれやれ、的な演技w
応援部隊が到着し
「本職の我々にまかせろ、ハイ、ご苦労サン」
と、チョビヒゲの中野さぁんにまで煽られ、大門退場。
その後、即シグマの襲撃を受け、博士大ピンチ、というところで
大門が颯爽登場。
手を引け、と命じられたが、実は張っていた、ということだろうが
大門退場から最初の銃声まで、実際の尺でわずか17秒
いくらなんでも急展開すぎるw
5秒の間に、シグマと警察の銃撃戦~今週のメカアニマル
ルーレット的な、派手な色彩のシールドが特徴的な、アイバンが登場。
さらに、そこから1秒(!)で大門再登場である。
退場から再登場まで23秒という神速の展開w
ちなみに、ここでマシンザボーガーの目がライト状に発光。
多分この回で初披露ではないだろうか。
果敢にもメカアニマルに生身で挑む大門だが、追い詰められ、
池に顔を沈められる。
おぼれそうになりながら顔を上げて
「チェーーーンジ!」
ここで再度沈められて、
「ぐほっ  ザボォーーガァァーーーッ!」
の絶叫w
目を閉じての絶叫が必死で良いw

起動・変形と同時にザボーガーの目がスパーク。
というか発火
これも今週初使用の演出。
ライトを仕込めないから火薬でなんとかしてみました、的な違和感はあるが、
バゴッというSEもあいまって、普通に光るよりむしろ格好良いと思う。
今週だけで終わらないと良いが。
あっさり盾を叩き落し、手持ちのブメカでアイバンのサーベルと渡り合うザボーガー。
アイバンが、剣戟にすっかり気を取られているところを、
キックで不意を付く。
上に注意を向けての下段攻撃という、ナイスコンビネーションである。
そこから、両手のブメカを素早く横から振る、
格ゲーで言えば中Pっぽい技でテイクダウン。
なぜか、ダウンしたアイバンの頭を挟むように、地面にブメカを刺し付け、
身動きを封じ、
さあ、お楽しみはこれからだぜ、とばかりのSモードザボーガー。

それを、よーしよしよし良い展開、とばかりに見守る大門だが、
ここで、浦上博士が「ウェァーーーッ」と絶叫し、さらわれてしまう。
さらに、ドルマンからアーーーオッ!と奇襲の奇声パンチを食らい、大門ダウン。

「動けぬザボーガーは、その光景をじっと見ていた…」

とナレが入るが、ここのところの自律ロボぶりを見ると
なぜ倒さなかったか謎であるw
速射銃まで独断使用していたオマイが、何故!
ザボーガーの目に装備された特殊カメラで、ドルマンの仕業と把握する大門。

ザボーガーの頭の中は、下半分が速射破壊銃、上半分はヘリ格納庫、
(しかもエレベーター状に上下までする)
カメラやライトが入るスペースないっつーーーか
とアヴさんは騒いでいたが、俺の推理では
頭部内蔵の、ヘリのライトが
ザボーガーの目(クリアカバー)越しに光る、というものである。
カメラも、既出のヘリの装備を流用。
先週のダイヤは、ヘリ搭載の余剰スペースに入れていたもの、と考えれば
瞳越しのダイヤも納得が行く。
そう、謎はすべて解けた!
マツダ君、この世に不思議な事なんてなにもないのだよ、
と金田一少年~京極堂のコンボで勝ち誇っていた俺だが、
(アヴさんも、それなら、全てのつじつまが合うっつーか…!と完全同意)
改めて見返すと、普通にヘリじゃないところからカメラのチップ?取り出してるし
そもそもヘリにライトがついてなかった

CMをはさみ
(ここまででまだ15分w)
博士の息子、鉄也からなぜ邪魔した、お前のせいで父は、とクレームを受ける大門。
大門が
「キミの気持ちは解る… 落ち着いて俺の話を聞くんだ」
とたしなめるも、
「黙れ!」とまさかの聞く耳もたずの顔面パンチ
なんというカミーユスタイル。

拉致された浦上博士は、悪之宮に
シグマ巨大ロボを見せられ狼狽。
悪之宮の
「もっと目を開け・・・もっと目を開けるのだ!」
が、スト2アニメ映画のベガっぽくて良かったw

博士が、こんなこともあろうかと、と設置していた通信機で
父の居場所を知った鉄也だが、ガイキチドルマンにボコボコにされ、
鉄塔に吊るされる。
ドルマンの挑戦を受け、大門参上。
その際、
「おのれぇ~、罪の無い鉄也君まで…!」
と怒りに燃える大門だが、それを言えば、父の博士にだって罪は無いのではw

鉄塔の上に座るドルマンから
ザボーガーとメットを置いてここへ来い、と指示され、従う大門。
と、その直後、唐突にザボーガー大爆発w


「あっ ザボーガー」
「ザボーーガーー!?」
「ザボォォーーーガァァァァァーーーーーーーーーーッ」


こだまする大門のザボーガー三連呼
くどい演出もあいまって最高である。
怒り心頭の大門。
先週親友を殺された時にも、負けずとも劣らぬ高まりぶり。

スタントかもしれないが、かなりの高所でのアクション。
体勢を崩すキックが飛び出して、おお、怖ぇと思ってたら飛び降りた
さらに、ガケは転がるわで、なんとも気合が入っている。
大門とドルマンの、構えを変えながらのにらみ合い。
エア空手的な、素人目には、なにやってんだ、というカットだが
最強(格ゲー)動画勢的に言えば、ヒリつくような心理戦、かけひきが行われていた事は
想像に難くない。
両者の攻撃が交差するも不発、
我慢しきれなかった大門が飛竜三段蹴りをぶっぱなし気味に使用。
メットがないため、ジャンプ中スタント丸出しなのは残念だが、
久々の飛竜が炸裂。
しかもドルマンの顔面を捉える、クリーンヒットである。
にもかかわらず、
「それでも必殺技のつもりか?」
憎たらしいくらいに余裕じゃん、のドルマンの反撃の連打を受け、
かつてないまでにボコボコにされる大門。

息も絶え絶えで、無意識のうちに爆散したザボーガーの名を呼ぶ大門。
実は爆発寸前で難を逃れ、無事だったザボーガーが、主題歌にのせ助けに来る、という
良いシーンなのだが、地中に避難、というところがひっかかるw

「ザボーガーは爆発の寸前、地中に潜り、その衝撃に耐えた。
 そして今、大門豊の無意識の命令に、そのメカが、作動を開始した!」

という、ナレーション自体は熱くて素晴らしいのだが、ネタバレのタイミングが早いというか。

周到に用意されていた、予備マイクを使った
(このせいで、ドルマンのメットも置け、の指示がまったくの無意味w)
大門の
「チェンジ… ザボーガー…」
のグロッキー命令で、地中から飛び出し、空中大回転変形を見せるザボーガー。
今週は始めて尽くしであるw
このときのミニチュアの出来が悪く、
(地中からザボーガー顔が見えた段階で嫌な予感があったw)
もったいなかった。

ザボーガーVSアイバンの第2ラウンド。
シールドの防御に多少苦戦したものの、
単発では効果が薄いと判断したのか、
「ブーメランカッター!チェーンパンチ!」
の複合指令や
チェーンパンチ2連打の
「ザボーガー!ダブル・パンチ!」
の使用など、新要素満載の展開で優位に立つザボーガー。
演出サービス過剰で、本当、今週どうしちゃったんだろうw
ダブパンは、両手飛ばすのかと思ったら片手による2連打で、
使用前のポーズも先に2回分とっておく、という謎仕様w
とどめの速射破壊銃のカットでは、何故かブメカが透明素材に見えたが、気のせいだろうか。
背景の青が反射しただけかもしれない。

大門が、何故か今更、鉄也君に気を取られた隙に
「大門!勝負は預けた。またにしよう」
と、ドルマン逃走。

「ザボーガ… ブーメランカッター…」
と小声で指示して、鉄也君の吊るされたロープを切断。
下で受け止めてやるのかと思いきや、そのまま地面に落下w
顔面パンチを根に持っている説である。

ここで思ったが、今週に限っては、
大門の命令の音量(またはトーン)でザボーガーの攻撃力が変わる、という
裏設定でもあるのかな、と。
アイバン戦で、初弾のブメカは小声で放って通用しなかった、とか
一発目は小声で、ニ発目のチェーンパンチは、気合入れて叫んだような描写がある、とか
そこらへんが根拠である。
が、気合入れて放ったほうのチェーンパンチは盾で防がれてるし、
(むしろ初弾ではサーベルを叩き落してるw)
気のせいかもw

あんなに憎んだ大門に、父を託す鉄也。
主人公相手にいきがって、結果酷い目に合うあたり、Zのカツ・コバヤシ的ポジションである。

ドルマンを追ってシグマ基地に殴りこむも、
逆に捉えられてしまう大門。
絶体絶命の大門が、
「ザボーガー!ザボーガーーー!」
と叫んだところで来週に続く。

次回予告でも、再びザボーガー爆死
さらに大門がバイクで市中引き回しの刑に処されたり、と
間違いなく第一クールの見せ場として作られたであろう前後編。
後編にも大いに期待である。

今週の電人ザボーガー ウエダーーーッ(8話) [電人ザボーガー 感想]

チェーンパンチ.jpg
チェーンパンチ発射.jpg

「標的はあのダイヤ!!」

超展開回だったw

ダイヤ輸送で、シグマを欺くために、輸送用のアタッシュケースの入れ替えトリックを行うのだが、
その説明がいっさい無いため、アタッシュ入れ替えが視聴者も欺く事に。
(また、大門が後姿なのがわかりづらいw)
しかも、その入れ替えたアタッシュケースも空っぽ、
実はザボーガーの頭の中にダイヤが入っていた!
しかし、それさえもニセモノで、本物は後日輸送される、
という騙しにつぐ騙しw
シグマを騙し、警察の仲間を騙し、さらに視聴者をも騙す大門。
しかも、最後、ザボーガーからミニヘリで逃がしたダイヤを
シグマに奪われる!というところでCMイン、
CM開けに、新田さぁんと大門がビール飲みながら
「いやぁ、うまくいったなぁ(笑)」
みたいな省略の仕方するもんだから、訳が解らないw

襲撃された際、前後から車ではさまれそうになった大門が、
どう切り抜けるのかと思ったら、ザボーガーを見捨てて飛び降りたのが衝撃だったw
結果的に無事だったから良いが…
橋から突き落とされた際の、謎の水面ジャンプも見せ場である。
水面じゃないにしても、あの高さを跳躍とか、どんな超人設定だw

今週は久々のシグマ幹部、海賊ジャックが登場。
針を投げる戦術で、どこが改造されているのかや、能力は不明。
(短剣投げただけで処刑されたヨロイバロンも不明だがw)
海路でメカアニマル、「ゴーグス」をアタッシュケースに入れたバラバラ状態で輸送。
初めてのパターンなので、なにか深い意味があるのかと思ったが、
(直属のMA、とか)
結果的になにもなかったw
慎重に運べ、と言ったのに、階段から落としたシグマ戦闘員を
容赦なく処刑する、冷血な姿が印象的。

本物のダイヤを受け取るため、秘密刑事仲間の上田のセスナ機を迎えに行った大門。
前日、新田さぁん!が言うとおり、テンション上がって
上田の乗るセスナを発見するや否や、笑顔全開で

「うえだーーーーっ」
と絶叫ダッシュ。

着陸したセスナから降り、
「だいもーん」
と叫ぶ上田に対し、
「うえだーーーーーっ」
とダッシュしながら手を振りつつ、さらに絶叫。
そして

ダイモーーーーーーンッ!
 お前の陽動作戦、大成功だーーっ」

「ヤッホーーーーーゥッ!」

この二人、高まりすぎであるw
そんなに嬉しかったのかw
(しかも、久々の再会ならまだしも、直前に会っているw)
しかし、テンションが限界突破した大門が
「ヤッホーーーゥ!」
とジャンプしたところで
海賊ジャックのダーツが上田の額に突き刺さり、上田死亡。

ドアーーーーーーーーッ
オアアアアァァァァーーーーーッ
ワァァァァーーーーーーーーーーォアァ!」

と、怒りの三段絶叫を決めつつ猛ダッシュ大門。
すさまじい形相である。
(ここで、漫☆画太郎の珍遊記で、ザーマスが
うおおおおお、ガーーーンス!と絶叫ダッシュするシーンを思い出してしまったw)
怒りのカンフーでシグマ戦闘員5人を瞬殺し、
(映像だと11人倒しているようにも見えるw)
海賊ジャックをも圧倒。
ちなみに、今週は大門のアクションのキレが、いつもより良く感じた。

MAゴーグスにはザボーガで応戦。
ミニヘリコプターからの銃撃、スペシャルカーのドリルで足をえぐってテイクダウン。
(どちらも今週初出の兵装)
ちなみに、目の前にザボーガーがいるのに、
足元のスペシャルカーに気をとられて追いかけるゴーグスの図がシュールであるw
オフロードのためか、スペシャルカーがイマイチ遅いのもw
海賊ジャックの
「何をしている!立て、ゴーグス!」
の激で蘇るも、
今週、大門の大活躍の結果、極端に見せ場の少なかったザボーガーによる、
久々の「チェーンパチ」>「ブーメランカッター」>「速射破壊銃」の処刑三段コンボを決められるゴーグス。

ただ、ゴーグスがなぜか往生際悪く、
チェーンパンチヒット前に頭部だけ切り離して逃げようとしたため、
カッターで頭と体を繋ぐワイヤー切断、
破壊銃にいたっては、何故か木にぶら下がった頭部を爆破、という
解り辛い結果に。
あれ、よくわかんないけど敵生き延びた?と視聴者が混乱していると
「ザボーガー!次は、胴体だ!」
の大門の指令で、あっさりと胴体も爆破。
ちなみに、初の速射破壊銃2連続使用である。

結局、ダイヤは戦ってる隙にミスボーグに奪われてしまい、友達はムダ死に、
良いとこなしの大門である。
逃げ帰った海賊ジャックは、大門&ザボーガーの注意をそらす、という
名アシストの功績は完全無視で、悪之宮により処刑。
スローモーションで回りながら着弾連打、波打ち際に散る。
シグマ幹部処刑者3人目であるw

大門が、橋の上で新田に
「あいつは、あいつは前から、人を驚かせるのが好きだったんですよ…
 最期まで、最期まで人を驚かせやがって…」
と亡き友の思い出を語ってしんみりしていたのに
バカモン、いつまでメソメソしているんだ、さぁ、行くぞ!」
と、非情の新田さぁん
ドライ!昭和の男はドライすぎる!
即カットが変わってしまったので確認できないが、
大門のリアクションが気になるところであるw
そして、気がすまない大門が、上半身裸でカンフー修行をする、という
これまたシュールな図で終了。

超展開+超演出で楽しめた。
先週に続く当たり回。
予告のドルマンナインvs大門も期待。
MXは最終回まで責任をもって放送すべきであるw

余談だが、オリジナル大門に慣れてしまった今、
劇場版の若大門が全然違うのが気になるw
「デッジッザボーガー ゴー」
って言われましても、である。
「ゴォォオオーーッ」
くらい叫んで欲しかったw
ヒーロー体型のザボーガーも、最初は格好良いと思っていたが、
オリジナルの、でかい面や電柱みたいな首、
どちらかというとレッドバロンあたりを思わせる、巨大ロボ的バランスが
なんとも言えない魅力なのに、アレンジでそれが消えてしまっている気がする。


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電人ザボーガー!ッゴー! (7話) [電人ザボーガー 感想]

速射破壊銃.jpg
「危機一髪!! 燃える秘密刑事」

久々の当たり回。
またしてもタイトルが素晴らしい。
予告で危機一髪って事は、結局は助かるって事だよね、という
友人の名言が頭をよぎる。

今週のメカアニマル(またしてもオメガサイボーグではないのか)は
空気に触れると爆発するという、スーパーリンを集めるために作られた、リングイ。
謎の屈みチェーンパンチを顔面に食らった際
(ナレーション曰く、偶然にも急所に当たったw)
顔を歪ませながら、水をピューピュー吹くのが恐ろしくも面白い図だったw
またSEが良い。
収集したスーパーリンのせいで、今週も爆発物内蔵型MAである。
ゴリコング、テッカーマに続いて3体目であり、さらに先週今週と連続するのはどうかと思うw

冒頭から、警備員に変装大門から幼稚園バスジャック、と見所の連続。
ミスボーグとリングイ達が研究室に進入する際、
金庫の鍵のような扉を、研究員を脅して開けさせていたが、
先々週のボルゲンが生きていれば難なく開けられたのにな、とw
そして、研究員の警告を無視し、スーパーリンを掴み上げ
燃える、というより爆死したシグマ戦闘員が最高であるw
大門に正体がバレたミスボーグとリングイが、何故か普通に歩いて逃げるのが謎。
何か、考えでもあるのかと思ったら、そのまま追いつかれて戦いだすしw
リングイの一撃で意識混濁という、妙にだらしない大門だが、
消え行く意識の中呟いた
「チェンジ… ザボーガー…!」
の際、しっかり手のポーズをとっていたので、実は、あれが結構重要説である。
ちなみに、あれは両手で電人の「人」の字を描いているのか、とも思うが、
視聴者側から見ると「入」だし、どうなんだろうw

変形したザボーガーは、何故か階段の上から登場し、
足元フラついてて大丈夫かな、と思って見ていたら、急に倒れたのでビックリしたが、
どうやら階段の奥から出てきたリングイを、柵の透間から蹴りたかった模様。
アクロバティックすぎるw


…と書いたら、メダパからコメントで、あれは後ろからリングイに足を取られている、と
鋭い指摘が。
見返すと、たしかにリングイに階段の裏(梯子状に裏が抜けてる)から
足を掴まれての転倒だったw
『ダイモンサン、イマタスケマス!』
とばかりに、変形して階段をガッシャガッシャ歩いて降りてたら、
後ろから奇襲食らって転倒、と
結構ブザマなシーンである。
そう思って改めて見ると、そこからムリヤリ蹴り返すザボーガーがいじらしいw


今週は、タイトルに偽りなしで、大門が引火処刑されるのが見所。
リングイの処刑攻撃を思わずかわしてしまい、悪之宮にバカモン!愚か者め!と怒られ
(そうだ、俺はおろかだった…!身を守ってはいかんのだ。
 子供達をたすけるため、俺は殺されなければいけないんだ!)
と、モノローグで覚悟を語り、大の字に倒れる大門が熱い。
だが、あまりの炎の熱さに(?)、覚悟が折れて、思わず途中でマシンザボーガーを呼んで
大門逃げちゃったワケだが、あそこらへん、シナリオ的にどういう処理なんだろうw
放置する悪之宮とか、謎すぎるw

病院では、ヤブ医者が、よくわかんないけど
もう手の施しようが無いから、体内の電極回路に電気流してみようかな、という
博打治療をぶっ放す。

シグマに廃工場へ呼び出され、瀕死の大門を連れてくる新田刑事。
大門を殺す、という悪之宮に
「やめろ!可愛そうだ!」
と懇願するが聞き入れられず、
謎銃のニョロニョロ光線を受け、大門爆死。
「ううっ… 大門っ…!」
と新田刑事がうめいた後、気を取り直し、子供達は約束どおり開放しろ、と言うと
「生きて返すと思ってんの?読みが甘いね!」
とズベ公節全開のミスボーグ。
その時、

「ハッハッハッハッハ!読みが甘かったのは、(タメ)どっちかな!?」
と、高笑いとともに大門登場。
わざわざ高所に登場し、笑顔も最高であるw
ヤブ医者の適当治療の効果はてきめんで、
なぜか火傷まで完治し、元気いっぱいに大門復活、シグマ戦闘員をなぎ倒す。
そして、改めてみると、新田刑事演技過剰疑惑であるw

またしても立体映像トラップだった悪之宮は逃したものの、
ミスボーグを締め上げ勝ち誇る、容赦の無い大門。
悔しそうなミスボーグの「チックショウ…!」がまた良いw
そこから、さらに腕を捻り上げ、首筋チョップを決める。
(さらに後に顔面蹴りが入る)
そして、ザボーガーがチェーンパンチ2連打からの絶妙な膝裏キックでテイクダウン。
起き攻めの択を完全に通し、ダブルパンチで距離をとったところで、
ついに独断で使用した速射破壊銃で、リングイを爆殺処刑。

病院での新田の発言や、EDのナレーションから、
大門の正体は周囲に秘密なようだが、
みよの前でザボーガースタイルだったこともあるし、同僚の刑事にも正体全開、
大門の一体何が秘密なのか、イマイチ謎である。

超展開の連続の高速シナリオ、久々にザボーガーを堪能した気分である。
さらに、今週は妙にカメラアングルが凝っていて面白かった。
数話前にもそんな事があったので、担当した監督の趣味だろうか。
来週も予告を見る限り、なかなか面白そうなので期待している。

電人ザボーガー! ッゴー!(6話) [電人ザボーガー 感想]

チェーンパンチ.jpg

私、チェーンパンチ発射前のこのポーズが大好き。
このポーズも私が好き。

今週、ザボーガーの駆動音的なSEが変わったのか、妙にゴージャスに聞こえた。
スパロボ的というか。


第6話 『鉄骨ビルが消えた!』

タイトルだけで面白いパターン。
アバンタイトルで、いきなり建設中の鉄骨ビルが、
一夜にして跡形もなく消える、という超展開。
結果、ホテルオーナーになるはずだった、みよの友達の父が財政難で自殺(!)
という衝撃の展開を見せる。

今週、鉄骨ビル消失と、奪われた大門のメガネ通信機が同じくらいの
重要テーマだったので、タイトルは
『奪われた通信メガネ!』
でも良かった気がする。

刑事の話から、大門が疎まれている事が判明。
たしかに、秘密刑事として、普段なにやってるかイマイチ不明だし、
同僚に好かれる要素はあまりなさそうであるw

鉄骨スチロールを溶解する液を放つ、恐るべきメカアニマル、
(今週はオメガサイボーグじゃないのかw)
テッカーマが今週の敵。
鉄人28号やマジンガーZに出てきそうなデザインである。
例によって怖いw
その恐るべき溶解液に加え、
画面で見る限り、磁力的なものも操りそうである。
鉄骨巻きにされた大門大ピンチw
(そして何故か片手でそれを取り去るザボーガーw)
さらに、その全身に強力メガトロン爆弾を仕込んである、という殺人マシンぶり。
爆発実験のためだけに爆破された1号機が不憫だったw
(しかも実機の1/1000の破壊力w)

が、実戦では良いとこなしで、
鉄骨投げをブーメランカッターで切断され、
それを磁力で操ってザボーガーに巻きつけたのは良いが、
あっさりパワー負けして振りほどかれ、
超兵器・溶解液を使うヒマさえなく、非情の自爆指令。
一緒に死んでェーーー!とばかりに
ザボーガーに抱きつくも、またもパワー負けして振りほどかれ
投げ飛ばされて爆死、というなんとも切ない展開w
その際、大門が
「危ない!離れるんだ!」
と、珍しく的確な指示をしていたが、そのシーンが、完全に岩陰からの覗き見で
爆発警戒としてもビビリすぎと言わざるを得ないw
テッカーマの爆発を見守るザボーガーの後姿も、心なしか淋しげであった。

今週は大門の飛龍三段も、ザボーガーの処刑コンボもなく、
どうにもスッキリしない回だった。
強いて言えば本気でひき殺されそうな大門VSジープが良かったがw
2回目にして機能しなかった、悪之宮のオメガ計画電光掲示板とかw
(今週の鉄骨は、全身に使うパーツだから赤くするワケにかなかったのだろう)
あと、大門の邪魔が入り、消音ヘリコプターが一機で鉄骨ビルを丸ごと持ち上げる
シュールな図を見られなかったのは残念。
おのれ大門豊め、であるw

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