映画館VS家 2023 [映画]

映画は映画館で観るのがベストか、
それとも家で観るのがベストかという
自分の中で定期的に出てくる議題があるので
2023年版の最新の考えを書いてみる。

まずは映画館、家観賞のメリット・デメリットから挙げてみる。


映画館で観賞

■メリット

・現状最速で映画を観ることができる手段
・大画面(映画館による)
・高画質(映画館による)
・音響が良い(映画館による)
・他の観客との一体感(?)
・友人と見に行った場合の一体感
・ある意味2時間待ったなし一発勝負の、強制映画集中システム

■デメリット

・ハズレ客ガチャ
・値段が高い
・座席位置によってはベストポジションから視聴できない
・好きなタイミングで観れない
・出かける必要がある


書き出してみると、思ったよりメリットあるなあ、という印象。
しかし、デメリットの最大ポイントであるハズレ客ガチャは
わりと深刻というか、一撃死レベルのマイナス感がある。
上映中話す、ずっとビニール袋ガサガサ、香水臭い、座席にぶつかる、スマホ画面光らせる、など。
幸い、ここ最近ハズレは引いてないので
マナーが向上したと言えなくもないが
だいたい友人4人で観に行くから、周りの席が身内で固まってて
ハズレ率が下がってるだけ、という可能性もある。

画質&音質は、最近は可能であればIMAX、
IMAXがない場合でも、上映中で一番大きいシアターを選ぶなど、
自衛しているのでハズレをつかまされることはないが
たとえ大きい映画館でも、
小さいシアターの上映は、画像が眠たかったり、音も小さかったりバランスおかしかったり
あまつさえ外の音が漏れ聞こえてきたりと
必ずしも最高の環境は約束されていない点に注意。
(最近のは知らないけど、少なくとも10年前とかは普通にショボいシアターはあった)


たまに、映画館は観客との一体感がいい、みたいな意見目にするけど
映画中、笑ったり声出したりする事がわりとタブー氏されてる日本の映画館では
共感できない。

前に見た、スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホームでは、
歴代スパイダーマン俳優のサプライズ出演のシーンで
映画館がザワついて、これが一体感か、と思って
たしかに悪くなかったんだけど

サプライズに驚いて声出す=OK
ホラー映画でキャーキャーいう=OK
声出して笑う=審議
怒ってブーイング=NG

的な、個々人の常識で判断しろ、みたいな線引きのあいまいなルールは
個人的にはあまり好きじゃないんだよなー


■家で観賞

メリット

・画質&音響は、こだわればそれなりのレベルに仕上げられる
・値段が安い
・一時停止、巻き戻し自由自在
・出かけずに家で楽しめる

デメリット

・環境構築にお金がかかる
・集中できない
・公開からソフト化、配信化までのタイムラグがある
・体験を共有しづらい


4K大画面、リアル5.1chなど構築できれば
映画館に迫る、もしかしたら勝る環境も作れると思う。

そこそこの投資でも、それなりに良い環境が作れるはず。
一切投資しないのであれば、スマホ画面とかでの視聴になるのかな、
さすがにそれと映画館での視聴を比べてそん色ない、という人がいれば
そいつは個人的には信用できないタイプ。

公開からのタイムラグは、最近ではずいぶん短いケースもあるが
やはり長いときは長い。
早くみたいなー、レベルであればどうでも良いが、観る前にネタバレ踏みたくない、となったら
もう映画館一択なのは間違いない。

友人で集まって家で映画、というのは不可能ではないかもしれないが
ますます集中できなさそうだし、ここは映画館に軍配があがる。
時間併せて各々の家で同時視聴、とかできなくもないけど
そこまでしないでしょw

映画であれば、出かけて、その後の飲み会なども含めて、
映画を見に行きつつ遊びに出かける、みたいな
一種のエンタメの流れに組み込めるが、
そういう意味では、家庭での視聴は、より純粋に作品を楽しむ行為と言える。


大きなメリットデメリットで言えば

映画館
〇早い
〇映画に集中できる
〇遊びやデートに使える
×高い
×クソ客ガチャでSSR引くと終わり


〇安い
〇休憩など自由自在で好きにみられる
×遅い
×集中できない

といったところだろうか。
個人的な判断基準で言えば
ネタバレ嫌い、映画見に行く友達がいる、値段は別にどうでも良い
といったところなので、現状、映画館に軍配があがる。
これがもし自分一人だったとしたら、映画館で観たい動機はもはやネタバレ回避だけ。
一人でわざわざ映画館まで出かけて、となるとハードル高いので
優劣云々以前に、家での鑑賞一択になってる気がする。

というわけで、映画館と家視聴、どちらが良いかは「人による」という
毒にも薬にもならない結論となる。

あと、集中できるできない云々は自分の覚悟しだいだろ、と言いたくなるところだが
家で観る映画がつまんなかったら絶対スマホ見ちゃうだろうし
面白かったら面白かったで、やはりスマホ見ちゃうと思う。
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映画の感想問題 [映画]

最近気づいた、というか、顕著に感じるんだけど
映画見て面白かった、つまらなかったという感想って
結局、「その映画にどれくらい期待していたか」と「結果」の落差で決まってる気がする。

同じ映画でも

・勝手にハードル上げて普通の出来だった場合=ガッカリしたから60点
・全然期待しないで見たらわりと面白かった場合=期待を上回ったので80点

みたいな感じで。
別に採点する必要もないんだけど、感想の話である。

例えば、昨日見たシン・仮面ライダーの場合

あの庵野監督のシン・最新作であり、日本の誇るスーパーヒーロー仮面ライダーを
オタクの王、庵野さんが撮るんだから、もうさぞかし面白いだろう

と思って観るのと

いっても東映の仮面ライダー映画なワケで、TVシリーズと併撮の、いつもの平成ライダー映画くらいの出来だろう

と思って観るのでは、同じ映画を見ても、
感想に大きな差が出る気がする。

前作が面白かったから、と期待して見に行った
ブラックパンサー2、アントマン3が個人的には超ガッカリだったので
そんな事を考えているんだけど。

新海誠監督の最新3部作が

君の名は>天気の子>すずめの戸締り

と感じたり、

アナ雪>>>アナ雪2

のように感じるのも、後発になるにしたがい、期待値のハードルが上がっているだけで
純粋に作品単体で考えた場合、もしかしたら評価が覆るかもしれない。

そうなると、ネットなどで、
信者により、前評判で過剰に持ち上げられてる作品の場合
無意識にハードルが上がって、よほど面白くない限り
思ったよりつまらなかったなあ、という感想になりがちな気がする。


というわけで、
今となっては、もはや
「面白かった」「つまらなかった」
という感想ですら俺にはノイズにあたり、一種のネタバレ。

ネタバレといえば、かつて、ダークナイトを見る前日、「ヒロイン爆死」という
とんでもないネタバレ踏んだ俺だが
たとえばこれが嘘ばれだったとしても
どうしたって
「あれは本当バレなのか、それとも嘘バレなのか」
という観点で映画を見てしまう以上、一種の呪いであり
純粋な状態での視聴はもう出来ない。
そういう意味でネタバレ=悪。
真面目に見ようってんなら、事前に余計なバイアスかかるのは絶対によくない。

この情報化社会において、ネタバレを踏まないためには
すべてのネット情報を絶って、公開初日に映画館で観る
くらいしか方法はないと思うが
ちゃんと見たい作品は、他人の評価に引っ張られず、100%自分の気持ちだけで向き合いたい、と思うので
今後は自衛を徹底しようと思う。


話が横道にそれたが、結論として、映画を楽しみたいなら
ハードルはできるだけ下げて臨むべき、という話になる。

期待しなければガッカリしないで済む、という
なんだかネガティブな話な気もするけど、ことエンタメにおいて、
過剰に期待することのメリットって実は無い気がする。

そして、究極的には、事前情報ゼロ、レビューも一切見ない状態でぶっぱなしで視聴する、というのが
もっともフラットな状態で映画に臨めるのだが
実際には難しいと思われる。

アマプラとかで観たこともない映画を再生すればそれに近い体験ができるけど
映画館に見に行くとなるとそうもいかないだろうし。

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シン・仮面ライダー 感想 [映画]

シン・仮面ライダー ネタバレありの感想。

公開3日目、IMAXの映画館で視聴。
子供率1%、年齢層高め、かつ席空き目で
シン・ウルトラマンとは明らかに客層、人気の差を感じた。

感想としては、シンゴジラほどハマれなかったけどシンウルトラマンよりは面白かった。

戦闘アクションが格好良くて、かつ尺、回数的にも満足。
開幕から、水星の魔女も真っ青の出血描写連打で
仮面ライダー+大人向け=残虐描写
というのは、実は逆に安易なのでは、と思ったりもしたんだけど
(アマゾンズとかBLACK SUNとか)
ここまで徹底されるとスッキリする。
ゴア描写+ライダーらしいスタイリッシュな動きで
今までにない迫力を醸し出していた。
こんなライダーバトルが観たかった。

ただ、1号VS2号の空中戦だけ、出来の悪いドラゴンボールみたいな演出で
(しかもちょっとしつこい)
そこだけ残念だった。

事前に見たときはちょっと地味だな、と思ったスーツは
控え目なアレンジの中に、メカニカルな格好良さがあってよかった。

古臭いSE(不安あおる系)やオリジンをリメイクしたBGMもよかった。

ストーリー的には、終盤プラーナからみでいきなりスピリチュアルな感じになって
監督の中の、悪い庵野が出たか、という気もしつつ
観客もそれを望んでる気もするのでいいかな、と思った。
けど、ラスト、ルリ子の魂は安全なところに移した、とか
そんな簡単にできる感じ?と驚いた。

13人偽ライダーが、先に一文字が離脱したせいで12人になってて
しかも、その一文字が仲間だったおかげで本郷生還、という
原作(本郷が13人ライダーに惨殺される)からの改変は
スパロボ的な、IFルート味があってよかった。
個人的にも、直前に原作の電子版買って読んだのが活きた。


3/30追記

と思ったら、映画のニセライダー11人だったらしい。
暗くて正確な数確認出来なくて間違えた。
だが私は謝らない。

しかし、原作を考えたら12人になりそうなもんだけど
きっと何か意味あったのだろう。

追記終わり


4/2追記

…と書いていたが、そもそも漫画版のショッカーライダーが
もとから12人だったワナ。
これなら、一文字が抜けて11人という計算も合う。

というわけで、大前提からして勘違いしての独り相撲。
これはさすがに烏丸所長も謝罪せざるを得ないだろう。

だが私は謝らない。
それはこの勘違いが、複数ライダー=13人という、仮面ライダーリュウキから来たものであり、
それこそがリュウキオタである私の誇りだからだ!
(ワケわからないことを言って煙に巻くスタイル)

追記終わり


ラストは、原作で死亡して脳髄だけになった本郷が
一文字とテレパシーでバディになる、という展開を
微妙に形を変えて再現していて、ここも原作読んでおいてよかった。

さらに、その後の戦いがコブラ男となると、ワンチャン原作準拠の続編もあり得るのでは、と
夢を見させてくれる終わり方で良かったと思う。

一点気になったのが、
冒頭のシーンであった、仮面ライダーの変身状態は、
メットやスーツの中は微妙な怪人状態、という設定が
わりと序盤からなかったことになっていた点。
そのため、あれ?今完全変身解除してるのに(人間の顔なのに)
メット被るだけで戦えるの?と、何度か混乱した。
ここ、何か説明あったっだろうか。
原作版でもブレるというか、ファンタジーな扱いになってる変身なので
ちょっと気になってしまった。

変身といえば、序盤、蜘蛛オーグに捕縛されて、爆弾セットされて本郷危機一髪、のシーンでは、
爆風をベルトに受けて変身できた、というTV版5話のオマージュがあったのだが
劇中、一切説明がないので、あれだと普通に目の前で爆弾爆発したけど無傷だった、
ただ想定外に頑丈だった本郷が
変身して追いかけてきただけ、と受け取れてしまうのがワナだと思った。

ラストバトルは本郷と蝶オーグの声が似ているせいで
(高ぶって声が上ずってるのもあって)
どっちのセリフかわかりづらかったのが残念。
ラストバトル終盤が、グラウンドでの取っ組み合いで、地味になっちゃったのも惜しい。


超HAMEX映画批評70点。


ちょっと物足りなかったようにも感じたが、
後から思い返せばどのシーンも良かったので、普通に期待過剰だった。
邦画の、特撮映画として考えれば相当クオリティ高かったと思う。

本郷が足骨折して戦えなくなったタイミングで2号誕生というメタネタもよかったし、
ヒロインだろうと主人公だろうと、容赦なく泡になって死ぬのもよかった。

主人公は浜辺美波で、そう思えばキャラもたってるし、ストーリーも面白かったと思う。
本郷猛が主人公と思って観ると、いまいち感情移入とかしづらくて物足りないかもしれない。


ちなみに、シン・ウルトラマンを観たとき、自分的にはちょっと期待外れというか
しっくりこなかったんだけど、世間は絶賛ムードで違和感を覚えていた。

自分の感覚が世間とズレているのか、とか
半端なウルトラ知識のせいで、素直な気持ちで視聴できなかったのか、と思っていたんだけど
今になってウルトラの評判見ると、微妙だったという意見がチラホラ見えてきて
当時、人気作品に対して、異論が許されないような空気があったのかもしれない、と思った。

そして、本当にシン・ウルトラマンが文句なしの大成功作品だったのなら
この、シン仮面ライダーの初動の客入りがいまいちって事はなかったんじゃないだろうか。
これが世間の評価なのでは、と思う。

単に、世間的な人気が
ウルトラ>ライダー というだけかもしれないけど。

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シンウルトラマン ネタバレありの感想 [映画]

公開初週の日曜日に見てきた。

池袋のシネマサンシャインのIMAXは噂に違わぬ超大画面で
中央通路前の座席だったが、かなり見上げる形になった。
あそこは後列を選択するのが正解と思われる。

今回、かなり座席が埋まってて、自分たちより前の座席にも人が沢山いたんだけど
流石に見上げすぎで、首が痛くなるのでは、と心配になるレベルだと思う。


以下、ウルトラマンは知識として知ってるけどほとんど見たことない、にわかのネタバレありの感想。



基本的には楽しめたけど、宇宙人のシーンが2連続したあたりからダレてしまって
役者が作品テイストに合ってなかったのか、キャラも若干すべってるように感じて、
イマイチ乗り切れなかった。
主人公の唐突な正体バレとか、ちょっと雑に感じた。

大オチとして、ゼットンを操り、人類に牙をむくゾフィー、
というシーンがあったんだけど
なんでこんな改変?と思ったら
当時の児童誌の誤植(というか誤情報)を設定に取り入れた、という
いかにも同人的な話だった。
名前も誤植に合わせてゾーフィだったし、そりゃ、知ってれば凄い面白いネタだとは思うけど。

キン肉マンに例えるなら、スニゲーターが超人強度7000万パワーで大暴れする、とか
ジェロニモが車椅子で登場したらみんなが急に「アパッチ」と呼びだす、みたいな感じだと思う。

いや、知らんし…と思う反面、
当時のキッズ&オタクにとっての鉄板ネタ、みたいな感じだったのかもしれない。

ラストバトルのゼットンが超巨大使途みたいになってて
そりゃウルトラマン勝てんでしょ、という感じだったのもちょっと残念。

今までさんざん倒してきた怪獣と同じフォーマットの、等身大(?)怪獣のゼットンに
ウルトラマンが負けちゃうところがショッキングで良かったのに、と思うのは自分だけだろうか。

あと、もしかしたら演出かもしれないけど
早見あかりのキャラの眼鏡が若干傾いてるのが気になった。
スクリーンのせいかもしれないけど、顔面アップが多かったこともあり
ヤケに気になってしまった。

超HAMEX映画批評60点。

直前に見たウルトラマンZが
(Aの客演回が見たくてアマプラで見た)
カードとメダルで変身&フォームチェンジ、
声優のウルトラマンと役者が会話してバディ状態、と
もう完全に平成ライダー状態だな、と思ったので
正統派のウルトラマンが見られた点は嬉しかった。


ちなみに、現在、ネットの大絶賛ムードに、乗り切れなかった自分が困惑する、という
マッドマックス怒りのデスロード状態なのだが
自分の感覚がズレているのか、壮大なステマなのか。

yahooの映画評で、本作は演出の基本のABCができていないから失速した(意訳)みたいな
辛辣なレビューがあって、なるほど、言われてみればそうかもしんないなー
と思って読んでいたのだが
(メフィラス星人の割り勘のところは、そんなとこ描いてたらシュールな面白さが台無しだろ、と思ったけどw)
コメント欄で、ヤフコメ民総動員で叩かれていた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b2c87e2f42d908d45c9b5c919ca26f321a839f80?page=1

この記事。
個人的にはそこそこ納得いくレビューだった。
全体的に、シーンが唐突に感じたのが、合点が行ったというか。
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ドラえもん のび太の鬼岩城 視聴 [映画]

太陽王を見たのが2週間くらい前だっけ?と思ったら
ブログのエントリ見たら、普通に1か月経ってた。
どうなってんだ、俺の体内時計…!

と思ったら、丁度2週間前くらいに竜の騎士見てたので、そのせいだった。
だってオラ、コロナワクチンの副反応で、熱出しながら観てたから…

完全に余談だが、自分は風邪ひいて熱出して仕事休んだりした時
よくドラえもんコミックスを引っ張り出してきて読んでいる。
子供のころからの習慣なんだけど、妙に安心するのである。
閑話休題。

今度こそ、のぶ代ドラの新しい目のやつ見ようと思って、アマプラを適当に眺めていたが、
結局、古い作品「海底鬼岩城」を見てしまった。

久々に見て思ったのは

・全体的に暗くて重々しい
・バギーの声怖い
・若干話が解りづらい
・エルの声が女性で昔のアニメあるあるだなと思った
・最終決戦はずいぶんアッサリしてる

といったところだろうか。

特にバギーの声はエフェクト過多で、肝心のセリフ自体聞き取りづらく
言ってることもサイコパス的でなかなか怖いので、
狂ったコンピュータ感があって、今見ても普通に怖い。

あと、無駄に鬼角弾(核ミサイル)の爆発イメージをループさせたり
子供にトラウマ植え付けたれ、という意図があった説を唱えたい。

ストーリー的には普通に面白く
楽しんで見られた。
超HAMEXドラえもん映画批評 80点。

次こそは新しい目のやつを見る予定。
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ドラえもん のび太の太陽王伝説視聴 [映画]

Amazonプライムビデオでドラえもん映画の配信が復活してたので
何か見てみるかな、と思って眺めてたら
サムネイルで、なぜか「雑巾で額の汗をぬぐうドラえもん」という
シュールな画を発見して気になったので
「のび太の太陽王伝説」をチョイスしてみた。

王子のCVが記憶にあったので、たぶん昔視聴済みだが
ほぼ内容は覚えていなかった。

漫画も持っているのだが、見返すこともなく、
のぶ代ドラ映画も末期のはイマイチ、という固定観念があって
正直期待しないで見たのだが、意外と良かった。

映像、演出が凝っていて
よく動くし作画も良かった。
たいくつになりそうなサッカーのシーンなども、演出のおかげで普通に楽しめた。
あと、王子vsジャイアンのストリートファイトのシーンが、テンポ良くて面白かった。
今回、Amazonの配信もHD画質で綺麗だったのも良かった。

音もちゃんとサラウンド仕様で、やけに凝った音作りに感じた。
ドラ映画でサウンドバーが活きるとは思わなかった。
BGMも良かった。

ストーリーは、ゲストの王子に重点が置かれていて、
実は主要キャラにスポットがあまりあたっていない印象。
ドラえもんの活躍も少ない気がする。
ジャイアンはかろうじて良いシーンあったけど、しずか、スネ夫はほぼモブ扱い。

大筋は面白かったが
舞台が、いつの時代なのかという言及がなく、ちょっと気になった。
あと、敵の呪術についても、完全にファンタジー扱いだったのが気になった。
ドラえもん世界で、現実世界内での呪術とかありだったっけ?

舞台の言及がなかったのも併せて、実はタイムホールでつながったのは異世界でした、
というオチでも良いんだけど
作中一切語られていないので気になってしまう。
まあ、毎回、実は敵は時間犯罪者でした、というワケにもいかないとは思うけど。

ラストシーン、実は動物(ポポル)とのお別れだけで
肝心のティオとの別れのシーンはなし、という驚きの展開。

ここは、もしわさびドラでリメイクされたなら、
カメラアングル大回転、頬を染めたのび太とティオの、涙のダブル大絶叫で描かれるだろう。

この映画でも、お別れ自体は情感たっぷりに描かれているんだけど、
なぜかそこに主役のティオ不在w

ちなみに、漫画版ではこのシーンは少し補間されていた。
映画版は、漫画のティオのセリフではないが
「そんな別れ方ってあるか!!」
と感じてしまった。
ラストに繋がる、ビデオカメラのくだりがあれば、
スネ夫の空気ぶりが多少緩和されたと思うんだけど。

一点気になったのが、
決闘サッカーのシーン。

・兵士二人が、王子の陰口をたたいたのを王子が目撃
 根に持った王子、後日、陰口ツーに命を懸けた決闘サッカーを申し込む

・色々あってのび太・王子チームVS陰口兵士2名のタッグバトル

・のび犬チーム大勝利。王子「のび太、お前があの二人の処罰を決めろ」

・「じゃあ許す!それでいいじゃない」「そうか、じゃあ処罰なし」

・一件落着

という流れなのだが
ここは、視聴者としては王子の心情は解るし
あわよくば決闘に勝って良い思いを、と思う兵士二人、というのも解るのだが
せめてここで、2点とって勝ち確のところで、保志総一朗に
「王子、勝ったらおれが王座をいただくぜ」
くらいの不敬宣言でもさせていれば、
まあ許してあげようや、という展開につながると思うんだけど
のび太視点だと、ティオがいきなり意味不明に決闘しかけて、
(陰口のくだりしらないし)
試合でもラフプレーするでもない、
何も悪くもない影口ツーに対して、
おう、のび太、お前が処罰決めろよ、という流れなので
完全に意味不明になってしまう気がする。

その後、陰口ツーが良いヤツポジションで物語進行に関わることもあり
明確な悪意が描かれていないので
(実際、陰口の内容も、まー別に言われてもしょうがない、というレベル)
ちょっと描き方が雑だったというか、
もっと良いシーンになりえたのにもったいないな、という感想。

王子がサカディファイトを申し込んだあと
王子からのび太達にいきさつを説明してた場面を省略してる、と
好意的に受け取りたいところだが
明らかに事情知らない感じだったし。


と、細かい事が気になってしまったが
全体的には面白く、大変満足だった。

超HAMEXドラえもん映画批評 80点。

後期ドラ映画は全部ハズレ、という思い込みを払拭できたのは大きい。

せっかくだか、amazonで配信されているうちに他の作品も
真面目に視聴しておこうと思う。

…と言ったものの、作品一覧を眺めてるうちに
昔から好きな魔界大冒険・宇宙小戦争・鉄人兵団あたりを見てしまいそうな予感である。

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4DX 逆襲のシャア視聴 [映画]

だいぶ前の話だけど思い出したので記録用に。

BDで持ってるし、もう何回みたか解らないような作品なので
4DXで3,000円も出して観るのはもったいない気もしたんだけど
ここを逃せば映画館で逆シャアを見るチャンスは金輪際ないだろう、と観に行ってきた。

結論としては大満足。
この映画、こんな面白かったか、みたいな。
家でBDで何度も観る、とはいっても
集中しての視聴ではないし、
やはり映画館の、強制2時間集中環境というのは大きな意味がある。

また、4DXのおかげで見慣れたシーンにも新たな刺激があり
それも飽きずに観られた原因かと思う。

古い作品だし、大画面でみたら画質厳しいかな、とか
音響悪いかな、と思ったけど杞憂に終わった。
(特別良くもなかったけど)

すでに見慣れた作品をわざわざ金と時間かけて映画館に観に行く?
と、リバイバル上映に懐疑派だったが、今回ので考え直した。
全然あり。

劇場で、同好の士たちと感動を共有、みたいな雰囲気はなかったが
(けっこうガラガラだったし)
値段分以上に楽しめたし思い出になった。




U.C.ガンダムBlu-rayライブラリーズ 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア

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  • 発売日: 2019/09/26
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あまりに良かったので、
「家帰ったらBDで見返すんだ、おれ」
と思いながら帰宅したのだが、結局半月たっても見返してはいないので
ソフト版なんてそんなもん、みたいなところがある。


機動戦士ガンダム逆襲のシャア 4KリマスターBOX(4K ULTRA HD Blu-ray&Blu-ray Disc 2枚組) (特装限定版)

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  • 出版社/メーカー: バンダイナムコアーツ
  • 発売日: 2020/10/28
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こちらは、さすがにオリジナル版の年代を考えるとオーバースペックな気がする
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映画 ガンダムNT 感想 [映画]

公開翌日の土曜日、朝一の回で視聴。
小さめの劇場だったが、ほぼ満員だった。

公式サイトを見ると、ガンダムの完全新作映画にしては
妙に公開映画館が少ないようなので
単純に人口が集中した可能性もあるが
(自分も普段行ってる映画館では公開なしだった)
素直に大人気だったと思う。

ガンダムユニコーンは、戦闘シーンの出来が良く、また、プラモ展開も上手く
世間的には、商業的に大成功だったし、作品人気も高いが
ストーリー的には(特に後半)、実はそんな面白いものでもなかったのでは、というのが
仲間内の共通認識だったので
(BDで毎回間を置きながら観てたのでテンポが悪く、小説を先に読んだのでネタバレしてたので
 そのせいという話はある)
あまり期待しないで観に行ったのだが、普通に面白かった。

90分という作品時間が、前述の、長いユニコーン本編に比べて随分短いし
映画一本としてもボリューム不足に感じそうで
中編映画的なものか、または結局次回作があるかも、みたいな消化不良作品なのではと
危惧していたが、その心配は無かった。
一本で綺麗に完結しているし、90分で物足りなさも無かった。

ストーリーも良かったし
戦闘も見ごたえがあった。
途中まで、撃てましぇ~ん 的なシーンがあったり
大物が出てきて、さあ、大暴れするぞ、というところで撤退してしまったり
やるやる詐欺的な、観ててスッキリしない演出が続いたが
その後溜飲を下げる大活躍をしっかり見せてくれた。大満足。

以下、ネタバレありの感想





ネタバレ

シロッコ爆死




実質、主役MSはユニコーン3号機で、
ナラティブはこれといった活躍なし。
本編までに公開されていなかった、ユニコーンガンダムっぽい装備(C装備)は驚いたが
こちらもあまり活躍できなかったので残念。
主人公もフェネクスに乗り換えちゃうしw
そのシーンでの
ユニコーン>コアファイター>生身という
三段射出は格好良かった。


中盤の戦闘では、ネオジオングの再登場に驚き、
ナラティブ・ライドオンでまた驚いたが、合体しただけで終わるという
壮大な出オチ。
ネオジオング+ガンダム、というシチュエーションは良かった。

後半は、ユニコーン本編では、出てきたは良いけど
終盤すぎた登場のため、戦う相手が、主に(逆)ラスボスのユニコーンだけだったので
その強さを表現しづらかったネオジオングが
本来の実力を発揮して、たっぷり大暴れしてくれて大満足。
これが観たかった。

ただ、ユニコーンラストあたりからあったが、
ニュータイプ+サイコフレームの超能力が強すぎて
本作では完全に

MSの武装 <<< 超能力技

という図式になってしまっており、敵も味方もサイコキネシス祭り。
ビームサーベルやハイメガキャノンがパワーアップするのはなんとなく許せるけど
MSが念力で戦いだすのは違うのでは、と感じてしまうのは
俺が古い地球人だからだろうか。
いや、ハヌマーンとかシロッコとかもやってたけど…

ニューガンダムがアクシズ押し返したのは、初代~Z~ZZ~逆シャア本編で
リアル路線で積み上げたから
許された、オチとしての「奇跡」であって
あまりにホイホイ奇跡使い過ぎで、もうなんでもありみたいな。
格好いいからいいか、という気もするけど。

ストーリーでは、福井先生のニュータイプ論が根底にあり、
事前にホビージャパンのインタビューで読んだ
「NT=死者と交信できる者である」
というのがキャラクターのセリフとしても出てきた。
「富野ガンダムから読み取った明確なルール」
という事だったが、原作者トミノサンがそう断言したならまだしも
他人がそう定義して映像化し、公式設定になってしまうのはどうなんだろ、と感じなくもない。
まあ、キャラ(ミシェル)がそう思ってただけ、実際はどうか分からない
という解釈は全然できる作りになってるんだけど、福井先生のインタビューでは完全に断言してるw

あると嬉しいと思っていたバナージ登場は、丁度いい匙加減というか
ちゃんと活躍するしセリフもあるけど、でしゃばらないという、良い具合の出演。
ある種力業だが、彼の客演のおかげで、この映画のエンディング辺りの印象が随分良くなってると思う。
バナージ君だ!生きてる歩いてる!
あいかわらず「それでも」って言ってんな~
みたいな嬉しさで。

終了後の閃光のハサウェイの予告編も、良い感じに映画の印象を良くした説がある。
普通に楽しみ。
エンドロール後の映倫マークのあと、唐突にはじまるったので、
一瞬NTのエピローグかと勘違いしたけど
絵柄が違うので気づけた。
残念ながら、声発しなかったけど、佐々木望氏の続投期待していいんだろうか。

絵柄と言えば、唯一残念だったのが
キャラ作画に結構バラつきがあった点。
主役級は良かったけど、脇役がかなり微妙だった。
UCがそこらへん、相当しっかりしてたので、本作の急造感、低予算感を感じてしまった。
BDで修正されると良いな、というお楽しみが出来た、と
前向きにとらえたい。


そんなに期待してなかったから上振れしただけ、とは思うが
予想以上に面白かった。
BDでもう一回観たいし、プラモも欲しくなった。
(ナラティブじゃなくてフェネクスの)

超HAMEX映画批評 90点


余談だが、親子連れの客も結構いたので、子供に理解できて楽しめるのかな、と思わなくもないが
自分が子供の頃見たガンダムも「よくわかないけど面白かった」
という感想だったので、
身体を通すことが大事だし、そもそも俺が心配するのも完全に余計なお世話である。
騒ぎ出したりしなかったので全然OK。


小説 機動戦士ガンダムNT (角川コミックス・エース)

小説 機動戦士ガンダムNT (角川コミックス・エース)

  • 作者: 竹内 清人
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2018/11/24
  • メディア: コミック


本編に先駆けて発売された小説。
福井晴敏氏本人の著作じゃなかった。


ガンダムUC証言集

ガンダムUC証言集

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店
  • 発売日: 2014/12/26
  • メディア: コミック


HJでは、この本に福井先生のNT論が書いてあるっぽい紹介だったので
ちょっと読んでみたい。




劇場限定のプラモは売ってなかった。
積みプラの数を考えると、新しいのを買ってる場合じゃないのだが、
家の積みプラは、実は一回完成させていたのに
ユニコーンにやられて「組み立てる前の状態に戻されていた」
そう考えることはできないだろうか。



機動戦士ガンダムUC (11) 不死鳥狩り (角川コミックス・エース 189-13)

機動戦士ガンダムUC (11) 不死鳥狩り (角川コミックス・エース 189-13)

  • 作者: 福井 晴敏
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店
  • 発売日: 2016/03/23
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


映画は、あえてこの小説の映像化、という宣伝をしなかったという原作。
自分も読んでいないのだが、こちらも読んでみたくなった。

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映画 デッドプール2 感想&映画館で声出して笑うのはアリかナシか [映画]

ネタバレ禁止ムードなのでネタバレなしで、
と思ったけどお約束なので




ネタバレ:デッドプール爆死




公開翌日、土曜日、IMX字幕版で視聴。
客の入りは予想外に悪く、1/3~半分くらいしか埋まってなかったと思う。
大丈夫か、この映画、と若干心配になるが
TVCMも全然みないし、宣伝の規模を考えるとこんなもんかも。
前作は結構客入ってた印象なので意外だった。

今回寝不足で、ちょっと眠たいバッドコンディションで臨んだが、
一切眠くなることもなく、最後まで楽しめた。

お笑い要素やバイオレンスアクションも良かったが、何気にストーリーも良かったと思う。
中盤、主人公の超能力が抑制されてロクに活躍できない、という
本家ウルヴァリン作品でもよくあるシーンがあったが
その本家とは違い、比較的早くパワー復帰するので、

チッ、デッドプールのウスノロ野郎、いつまでもだらしねえなオイ
みたいな、フラストレーションがなかったのも良い。

あと、Xフォースの予想外の活躍も良かった。
パニッシャーのシーンでは、なぜか漫☆画太郎の読み切り漫画で
一昨日きやがれ、と言われて
タイムリープしてやってきた学生のネタを思い出した。

超HAMEX映画批評90点。
普通に面白かった。

今回気になったのが、映画館でコメディ、パロディシーンが出るたび
大声で笑う外人(と思われる)がいた点。
イライラする、までいかないけど正直うっせーな、と思ってしまった。

映画館で声出して笑う事の是非、というのは
常々思うところあり、
一概にダメとも思わないのだが、
文化の違いというか、性格の違いとかあるとは思うんだけど、
直前まで、黙ってお行儀よく映画見てるのに
ちょっと面白いネタはさまれたら

アーッヒャッヒャッヒャ!

なんて声出るか、普通
とは思ってしまう。

俺の感性から言えば、あれは「今面白かったアピール」であり
完全に余計なお世話、
自分はまずしない(自然には出ない)行動なので、やはりそのギャップに面食らってしまう。

映画では、面白くても フフッ と笑うくらいしか
リアクションの出ない、感情薄い疑惑のある自分を基準にするつもりはないが
例えば、大声で笑うマンは、家で一人で映画みてても
アーーッヒャッヒャッヒャ
と笑ってるのだろうか。
そうじゃないなら、やはりただのアピール行為だと思うのだが
禁止されてるワケじゃないし、個人的には気に食わないけど仕方ないと思っている。
考え方、感じ方の違いという事で。

アーノルド坊や(古い)とか、面白シーンで
ミェーッヘッヘッヘ
みたいな奇声的な笑い声が入っていたが、やはり文化的なものなのかもしれない。

アリかナシか、で言えば
少なくとも自分的にはナシもナシなのだが
幸い、映画に出かける友人知人にはそういうタイプの人がいないので助かる。

そして、楽しいのなら、自分の好きに笑えばいいじゃないか、という
まったく逆の、寛大な(?)気持ちも、無くはないのである。
もし、ドラえもんの映画観に行って
子供のお客が大声で笑ってたらイライラするのか、みたいな話で。

闘将!拉麺男の劇場版でも、カラアゲのセリフに
「楽しい時は笑えってラーメンマンも言ってたんだーっ!(実際は言ってない)」
というのもあったし…

考えてみると

驚くシーンで ヒッ と声を出す > アリ
驚くシーンで えーーッ!?と叫ぶ > ナシ

悲しいシーンでシクシク泣く > あり
悲しいシーンでオロロ~~ンと声出して号泣 > なし

みたいな感じで、自分内でのジャッジメントはあるのだが
(さすがにそんなやつ見たことないけどw)
やはり、基本的に、映画館ではアウトプットは可能な限り我慢することが美しい、という思想が
根本にある気がする。

公共の場であるし、明確なルールがない以上
それが正しいとは思わないし、押し付ける気もないが
隣に(悪気なく)にぎやかな人が座ったら、クソ、ツイてないなー、とは思ってしまうだろう。


デッドプール [AmazonDVDコレクション] [Blu-ray]

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  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • メディア: Blu-ray


前作。
思ったより内容覚えてなくて
(コロッサス出てきてたっけ、レベルw)
この機会に1も再視聴してみようかと思っている。


ウルヴァリン:X-MEN ZERO [AmazonDVDコレクション] [Blu-ray]

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  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • メディア: Blu-ray


黒歴史版デッドプールが出てくるのがこちらの作品。
全然見た目違うけど、何気に同じ役者(ライアン・レイノルズ)がデッドプール役を演じている。


グリーン・ランタン(初回生産限定スペシャル・パッケージ) [Blu-ray]

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  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • メディア: Blu-ray


同じく、ライアン・レイノルズ主演のDCコミックのヒーロー映画グリーン・ランタン。
未見なので気になるのだが、
興行的に爆死したらしく、評判もイマイチだった。

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アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー ネタバレなしの感想 [映画]

IMAX・3D・字幕の環境で視聴。

欲を言えば吹き替え版が良かったのだが、
この映画は、全編IMAXカメラで撮影されており、IMAXだと
通常の劇場と比べて、画面サイズ(範囲)が段違いとのことなので、
ここは吹き替えや4DXより、IMAXであることを最重視するのが正解ではないだろうか。



以下、ネタバレなしの感想。


友人連中では、明らかに他作品とテイストが違うっぽいという理由で
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーを見ていない人が多かったので
予習しとけ、とアドバイスしていたのだが
その自分の予想をもはるかに上回る、ガーディアンズオブ~チームの出番の多さ。

「こいつはこんな感じのキャラなんだろ、きっと」

では済まないレベルで話に関わってくるため、
これからインフィニティ・ウォーを観る人は、
是非ガーディアンズ~の1とリミックスを予習しておいた方が良いだろう。
面白さ・理解度が段違いになると思う。
また、アントマンは一切出てこないので
後回しにするならアントマン一択。
後編までの間に新作の公開挟むので配慮した説である。

ストーリー的には、マイティソー・バトルロイヤルのエンディング直後からとなるので
事前にそちらを見ておくと盛り上がれそう。

登場キャラが多く
それぞれのキャラの解説や、今おかれている状況は一切描写されないという
相変わらずのストロングスタイル。
そのせいで、キャラものとして観ると若干物足りなかった気がする。
通常の会話シーンとかもっと見たかったのに、
開幕からずっと戦闘状況、みたいな感じだった。
トニーとドクターストレンジが良かったので、他キャラでもあんな感じのシーンが見たかった。

また、登場キャラが実質3チームにチーム分けされていたため、
クロスオーバーのワクワク感がちょっと少なかったのも残念。
(ゲスト出演での共演程度なら単体作品でもあるし)
全員集合は後編でのお楽しみ、という勿体ぶりだろうか。

これを書いている今丁度、TVでアイアンマンの1が放送されているのだが、
歩くたびにキュイーンカチャカチャと音がなってて、完全にロボ。
最新作での進化に驚いた。
装甲感が薄れて、なんかウルトラマンっぽくなってきた印象がある。
装着も前作までと比べて、さらに「変身」じみてきたし
ファンネル的な武器まで使ってて、かなりヒーローっぽかった。

前後編の前編とは言え、一本の映画作品として
スッキリするとこで終わるんだろう、という俺の楽観を完全に裏切る終わり方。
続きが気になるという意味では非常に気になる終わり方だったのだが
よし、映画一本見て楽しもう、
という用途にはまったく向かないだろう。

アクションシーンは多く、質も良かったし
2時間半の長丁場を全然退屈せずに楽しめたのだが、
やはり、単体で観るとシナリオがあまりに消化不良。
後編の内容次第で評価が変わりそうなので

超HAMEX映画批評 判定不能

2019年公開の続編が楽しみ。








予習必須の2本。

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