高野政所 前科おじさん 購入 [本]

はるか昔、ちょっとだけ親交のあったレオパルドン氏(ハンドルネーム)が
本を出したので、応援のつもりでポチった。

前科.jpg
なんつータイトルだw

帯の煽ってるような指さし写真が良い。
余談だが、yahooトップニュースになった際もこの写真が使われていて
ゲェ、悪意ある写真チョイスすんなー、と思わなくもなかったが
自ら逆にネタにしてくるとはw


昔話になるが、インターネット黎明期、
自分の作った闘将!ラーメンマンのファンサイト?HPを見て興味を持ってくれた氏が、

俺音楽やってんスよ、よかったら聞いてください、グロロ~

みたいな感じで(脚色あり)
今で言うナードコアテクノのデモテープを送ってくれて、衝撃を受けた俺である。

一時俺の中で大ブームとなった電人ザボーガーも
氏の影響、と言えなくもない。(随分後の話だがw)

今思い返せばば、ほんの短い間の交流だったが、若く、多感な時期であり
少なからず影響を受けていたように思う。
今でも、カラオケで「駆けろ!スパイダーマン」を歌う際
ほんの少し脳裏をよぎったりしていたのだが…

そして、あれから10数年。
活躍の噂を聞き、嬉しく思っていたのだが
昨年、会社で仕事サボってふと見たyahooで、
TOPニュースに「ミュージシャンの男を逮捕」として乗っていて、度肝を抜かれた俺である。


先日到着し、先ほど読みおわったが、獄中記的な内容で、普通に面白かった。
本で読んだだけで、過酷な獄中体験を追体験したような気分になれて
なんでもない日常の幸せをかみしめている俺である。
著者であるレオパルドン氏に感謝。

状況は苦しいようだが、精神的には完全復活を果たしたようで嬉しく思う。
クラブ文化とはまったく縁のない俺なので
応援には行けないが
(とんかつDJアゲ太郎の影響で一瞬だけ興味はもったが…)
これからの活躍を祈っている。


前科おじさん

前科おじさん

  • 作者: 高野政所
  • 出版社/メーカー: スモール出版
  • 発売日: 2016/08/22
  • メディア: 単行本


本屋さんで見つけづらそうなタイプの本なので、こういう時amazonの存在は助かる。
が、発売日(8/22)に注文したのに、なぜかお届け予定日(8/24)まで丸一日、
わざわざ近所のヤマトの営業所で寝かされてからの発送で、
そこは納得の行かない俺であるw

ゆでたまご 火事場の仕事術を間違って購入 [本]

急に読んでみたくなって、amazonで
ゆでたまご先生の著書をポチったのだが
先ほど届いたので読んでみたら欲しかった本と違ったワナ


火事場の仕事力 (ワニブックスPLUS新書)

火事場の仕事力 (ワニブックスPLUS新書)

  • 作者: ゆでたまご
  • 出版社/メーカー: ワニブックス
  • 発売日: 2012/04/07
  • メディア: 新書


これが欲しかったのだが


生涯現役、火事場の漫画家仕事術 (ワニブックスPLUS新書)

生涯現役、火事場の漫画家仕事術 (ワニブックスPLUS新書)

  • 作者: ゆでたまご
  • 出版社/メーカー: ワニブックス
  • 発売日: 2012/12/08
  • メディア: 新書


間違ってこっちを買った。

こちらは作画の中井先生の著書。
この本自体、出ていることを知らなかったので
ゆでたまごのビジネス書、みたいな雑な認識でよく確認せずにポチってしまった。

これはこれで読んでみたいので全然アリなのだが
改めて島田先生の方もポチった俺である。

タイトル失念した、昔読んだ推理小説探しの旅 [本]

昔読んだ小説で、
内容を断片的にしか覚えてない作品があって
ふと、読み返してみたいと思ったのだが、本はとっくに処分済みで、なおかつ作品名が分からない。

「すべてがFになる」の森博嗣作品にハマっていた時期だったと思うので
森博嗣作品一覧を見たが、それらしいのが見つからない。

そこで、かすかな内容記憶を頼りにネットで検索。


2つの研究施設
海底
閉じ込められた
シンクロ
殺人事件
爆発
脱出
監視カメラ
推理小説

などのキーワードで検索したが
あまりに普遍的なワードのため、うまくヒットしない。
しかも記憶が曖昧で、キーワードが合ってない可能性も高いw

こうなると、もう永遠に分からないんじゃ、と
大海に沈めたコインでも探すような気分になったが
初心に帰って森博嗣作品を検索していたらヒット。



そして二人だけになった―Until Death Do Us Part (新潮文庫)

そして二人だけになった―Until Death Do Us Part (新潮文庫)

  • 作者: 森 博嗣
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2002/11/28
  • メディア: 文庫


ンこれだッ!
あやうく、yahoo知恵袋とかで質問するところだった。
(使ったこと無いけどw)


ネット万能の世でも

自分が○歳くらいの時に読んだこんな感じの小説

みたいな、個人的な情報は探しようがない場合があり
読書の感想なんかは、簡単な備忘録でもいいから
残しておくべきだな、と思った俺である。

読み終わった本を、すべて手元に残しておけるのがベストだが、
収納の関係でそうもいかないのが難点である。

そもそも、そんな、死ぬほど読み返したい!みたいな感じじゃなかったはずなのに
二度と巡り会えないのでは、と思った途端
なんでか、ものすごく不安な気分になった。
発見した喜びでamazonでポチってしまったw

インターネットが無い時代だったら、間違いなく永久に分からないままであり
良い時代だな、と再認識。
インターネットは悪くないよ!

仮にネットがなかったら、推理小説のスペシャリストみたいな人探して
内容伝えて探してもらう、くらいしか解決方法がなさそう。

ウメハラコラム 拳の巻 購入 [本]

他のウメハラの著書も興味はあったが、どうもビジネス本というか
自己啓発本っぽくて読む気がしなかったのだが、
この本は、アルカディア連載のコラムの書籍化、ということで
よりゲームに寄った内容っぽかったので購入してみた。

まだ、最初の4つしか読んでいないが、かなり面白い。
対談形式ということで、動画でもたまに見られる
ウメハラ氏の感じ悪いキャラが引き立っているw

それでいて、話してる内容は対戦に役立つような事で
(技術というより考え方的な面で)
読んでて、なるほどと思うし、非常にためになる。
読むと、その気になるというか、モチベーションを上げてくれる。

格ゲーマーとしては読んでおいて損は無い一冊ではないだろうか
…と、たった15ページしか読んでない男が浅く語ってみるw


とりあえず、テーマ1を読んで、波動拳の極意をつかむべく
波動拳に意識全集中でプレイしてみた試合がこちら。



上手いこと、弾持ちキャラの強みを押し付けられたのではないだろうか。
気の持ちようだと思うが、波動拳に集中することで、相手の動きがよく見えた気がする。


ウメハラコラム 拳の巻 -闘神がキミに授ける対戦格闘ゲーム術-

ウメハラコラム 拳の巻 -闘神がキミに授ける対戦格闘ゲーム術-

  • 作者: 梅原大吾
  • 出版社/メーカー: エンターブレイン
  • 発売日: 2013/02/25
  • メディア: 単行本


ちょっと読んだだけだけど、1割増しくらい強くなった気がします!


綾辻行人 Another 感想 [本]

綾辻行人のAnother。

アニメ関係無しに読んでいたのだが、先日読了。
(アニメ放送効果で、文庫が平積みされてたのをみて買ったので、あながち無関係でもないか)
綾辻作品というと、館シリーズを数冊読んでおり、
特に「人形館の殺人」ではトリックにビックリさせられたため、期待して購入。

ちなみに、アニメも録画しているのだが、
1回も見てないw

感想だが、
推理小説かと思って買ったらホラー小説だった、という感じ。
よく見ないで買った俺が悪いんだがw
若干ネタバレあり。

ヒロインが、所謂綾波系で、オタク野郎どもの大好物、という感じ。
無口、おとなしい性格で、人形っぽくて、さらに片目が義眼+眼帯、
周囲に疎まれており、主人公だけに心を開く、とスキの無い設定w
このヒロインと仲良くなる過程が見せ場の一つと言うか、
青春小説と受け取れなくもない。
ただ、個人的には、言動がテンプレ通りすぎて
あまり魅力を感じられなかった。

綾辻作品らしく、読者を騙す事に全身全霊が傾けられており、
本作も、ラスト、死者の正体暴きで
綾辻トリックが炸裂する。
想像してなかった展開で、驚きはあったし、
地の文で嘘、的なアンフェアさも無かったが、
どうにも「気持ちよく騙してくれなかった」印象がある。
死者の正体で、解りやすいミスリードが無かったのも原因だろうか。

直後、主人公が、なぜそうしていたか、という理由を述べていたが、
どうも言い訳臭く感じてしまった。
紛らわしい言い方してゴメンね、的なw
それはちょっと苦しいだろ、という感じ。

ホラ、作中こんなにヒント出してましたよ、みたいなのも
若干押し付けがましいというか。

そこから、もう一回くらいどんでん返しがあるのでは、と読み進めたが
そのまま終わって拍子抜けしてしまったw

あと、あくまでホラー作品ということもあり、
事件のルールが特殊で
その中に、
関わったものの記憶が改竄される、
というのがあり、
そのため、どうにも、「なんでもアリ感」が強い。
テープにヒントのメッセージは残せるのに他はダメとか
電話の妨害をするノイズの正体とか、
いまひとつ、ルールが明確じゃないと言うか。
困ったら
呪いのせいです
で、全部解決出来るには出来るだろうが、
それでは、ただの妄言、絵空事過ぎて熱中できない。

ラスト、別荘シーンでの、夜からの展開は
急展開、スピード感がある、とも取れるが
自分には、唐突感のほうが強かった。
時間足りなくて駆け足で重要シーンやってコントっぽくなった、みたいな。

主人公に庇われた事で最後のフラグの立った、
鳴の告白からの急展開(実は災厄は4月から始まっていたと判明)は良かったが
その内容と、「死者」の正体が直結していないのが残念というか。
鳴の告白を見て、読者がストレートに
じゃあ、あの人が死者では
と思い至れれば良かったのだが。

キャラ設定は面白く、文章も読みやすかったので
上下巻のボリュームでも、最後までダレずに楽しく読めた。
が、ホラーの恐怖感はイマイチ、トリックもイマイチ、と
読後の感想は優れず、自分にはあまり合わなかったかな、という感想。
むしろ、序盤~中盤の、いない者のネタばらしあたりまでは、熱中して読めた。

著者のあとがきを見ると、このキャラ、設定で
続編や外伝を書きたいみたいで、
そう思ってみると、本編の中途半端さも納得なのかな、という気もしないでもない。

ちなみに、上記のメイントリックだが、
いわゆる叙述トリックなので、アニメ版ではどう表現しているのか気になるところ。

以下、深刻なネタバレ含むので改行入れます。








作中、別人と思われてた2キャラが、実は同一人物でした、というオチなのだが
(しかも、特に周囲に隠してたワケでもなく、である)
容姿の方は、どうせアニメ絵だし、
髪型とか変えてごまかすんだろうな、と思うが
(むしろ実写映画版で苦労しそうw)
wikiを見たら、声優がそれぞれ別人になっていた。

ネタバレを防ぐためには仕方ないかも、とは思うが、
これはあまりにアンフェアではないだろうか…

と思ったが、片方の「宮牧美沙代」はwikiのページも存在せず、
よくよく見ればヨミヤマミサキのアナグラム。
怜子の声優の別名義ということだろう。
(見てないから同じ声かわからんけど)

となると、番組終了後に、「いなかった声優」として記憶と記録が改竄される、という事かw
そう考えるとよくできている、と感心したw


Another(上) (角川文庫)

Another(上) (角川文庫)

  • 作者: 綾辻 行人
  • 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2011/11/25
  • メディア: 文庫



Another(下) (角川文庫)

Another(下) (角川文庫)

  • 作者: 綾辻 行人
  • 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2011/11/25
  • メディア: 文庫


俺の買ったやつはこちら。


Another(上) (角川スニーカー文庫)

Another(上) (角川スニーカー文庫)

  • 作者: 綾辻 行人
  • 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2012/02/29
  • メディア: 文庫



Another(下) (角川スニーカー文庫)

Another(下) (角川スニーカー文庫)

  • 作者: 綾辻 行人
  • 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2012/02/29
  • メディア: 文庫


萌え表紙版。
印象ずいぶん違うなw

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