エアブラシ 基本を怠って失敗の巻 [ガンプラ]

エアブラシで細吹きする際に
塗料の濃度は薄め、エア圧は落として吹く必要があるのだが
塗料の濃度が濃いとズズズッという感じでエアブラシが詰まってしまってうまく吹けず、
かといって普通に吹ける濃度まで薄めると、ほとんど溶剤を吹いている感じで
色が流れてしまって乗らない、という症状だったため
エアブラシの細吹きは濃度調節が難しいなぁン、
もしかしてエアブラシの口径が0.3mmと細いヤツだからなのかなン?等と思っていたのだが
どうも原因は濃度ではなく、混ぜ方だったらしい。

というのも、少量の塗料を吹く際に、
手抜きして、エアブラシのカップ内で直接塗料を薄めていたのだが
(しかも攪拌はうがいで済ませていた)
それを、ちゃんとHowto本のように、事前に
紙コップなどで希釈してからカップに移すようにしたところ
すんなり吹けるようになったのである。

一応、いきなりカップに塗料原液を注ぐと、エアブラシ奥に濃い塗料が流れ込むから
きっと良くないだろう、とは思って、
カップに先に溶剤を入れる>塗料を入れる という順番にはしていたのだが
紙コップで希釈していて気づいたが、
この順番でも、塗料を投入した時点で、塗料は濃い塊のまま底に沈んでいくので
結局、最終的にどんなに薄めたつもりでも、濃い塗料が奥に詰まってしまった状態だったものと思われる。

これが気づけたのは、白い紙コップで希釈したおかげで
銀色の塗料皿とかで混ぜてたら気づかなかったと思う。

紙コップは、値段が安いので使い捨てできるし、
塗料濃度の目視も、白いカップに残る塗料の濃さで簡単に見極められて、
さらに、カップに注ぐ際も、紙コップに折れ目をつければ簡単に注げるので
良いことずくめである。

この、正しいやり方にかえてからは、細吹きに限らず、今までよりも濃い希釈の塗料でも
キレイに吹けるようになった。
一回吹きでこの発色か、と驚かされるくらい。
(そして塗料の消費の激しさにも驚いたw)

薄くしないと詰まるから、と
必要以上に薄く希釈して、何度も重ね吹きして発色させていたのだと思う。
それはそれで綺麗に塗装できるのだが…

塗料が高濃度でもエア圧が高ければキレイに吹ける、という知識はあったのだが
それをやっと実体験として理解したというか、
3年くらい使ってて、今更、クレオスL7の持つパワーをちゃんと活かせた、といえるだろう。

さらに、今まで、カップの洗浄で
何度うがいをしても色が残って、非常に面倒だったのだが
ちゃんと先に塗料を希釈してから注ぐようにしてからは、
2~3回のうがいで済んでいるので
こちらも、カップ直接希釈の弊害だったのだと思う。

ちなみに、なんでこんな変な手抜きをしてたかと言うと、
ネットで見たプロモデラーの塗装風景で、
カップ内で、筆でジャブジャブ塗料を混ぜてるのを見て
あ、こんな簡単で良いんだ、と思ったのがきっかけなのだが
やはり、俺のような素人は基本に忠実にあるべきだった、と痛感した次第。
TYトン吉、汗顔の至りである。

改めて基本に立ち返り、
エアブラシテクニックを学んでいきたいと思う。


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3年愛用しているがまだまだ元気に動いている。
高い買い物だったが、買って正解だった。




相棒その2。
だいぶ値下がりしてるので、持ってない人は是非導入してみてほしい。

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