機動戦士ガンダムAGE 第14話 感想

お約束のネタバレとして
ユリン爆死。


今週のAGEは作画の雰囲気が違うのが気になった。
顔も常時陰影濃い目＋タッチが入ってて、0083的な。
設定とは違うが、こっちのほうが良いと思う。
全員、設定年齢+5歳という感じでｗ

冒頭、ＵＥが、今まで余裕マンマンだったはずなのに
（なんか下等人間種来たねｗ　お手並み拝見だねｗ　みたいな）
今週から急にガンダムに危機感を抱いていて、不自然に感じた。
余裕～劣勢までの変化が唐突で、デジタル的というかｗ

闇討ちとは言え、ついにエウバの野良ＭＳにまでＵＥがやられてしまった。
ガンダムを（どうやったかしらんが）参考に開発されたＧエグゼス、
（視聴者への説明は無かったものの）強化武器を使ったジェノアスは解るが、
正規の軍属ですらない、旧式ＭＳで勝てるとかｗ
本当に、勢いだけで戦力差が埋まるな、という。
ＵＥの、今まで、人類が一回も勝てなかった最強敵設定はどうなったんだｗ

フリットＶＳデシルの戦闘で、初の有人ガチ戦闘。
（認識してないのはあったけど）
相手がクソガキというのは気になるが、やはりガンダムはこうでなくては、と思っていたら
ユリン機まで登場。
さんざん無人機との味気ない戦闘を見せられて、やっとまともな戦い、と思ったら
さらに追加、とか、イベント配置のバランスおかしいだろ、と思うｗ

ユリン搭乗のファルシアは、ピンクの、今までのＵＥ機とは異なるバランスのデザインで
常に飛行ユニットに乗ってるのが絶望的にダサいｗ
卵の殻に乗っかってるみたいなｗ
そして、いきなりのファンネル系武器装備。
２期にとっておきゃ良いものを、と思いつつ
どうしてもララァにしたいのかな、という気もｗ

フリットの身を案じるエミリーに対し、ラーガンの、

フリットは何かを持っている。でなきゃここまで戦えるわけが無い

発言があったが、逆だろ、とｗ
特に理由もなく、子供に戦争させておいて、
未だに生き残ってるんだから、結果的に正解だっただろ？
みたいな、酷い話であるｗ

ファカネルを、身をよじって回避するシーンや、
その後の大暴れを見ても、作画はすごく気合が入っていた。
前述のキャラ作画もそうだが、ここにきてどうした、というｗ
というか、最初からこれができていれば、という惜しい気も。

スパローＶＳゼダスでは、
なんでも斬るはずのシグルブレードが、あっさり既存の兵器に止められてしまったｗ
なんでも斬る　は公式設定じゃないのか、というｗ

ユリン爆死でイメージ映像が流れ出したが、
過程が描けてないから、得意のネトネトした歌かけても浮くと思うんだが。

戦場での不本意な再会＞戦いたくない＞ただ会いたかったから乗った＞アナタを守りたい

という流れを、今週１回でやろうとするから、いきなり出てきていきなり死んだ、みたいな
唐突な印象になってしまう。
良いシーンになりえたと思うので、勿体無いと思う。
どうせ、今後も引っ張るんだろうし。

これなら、ユリンはずっと再会から無言を貫いて、かばって死ぬ直前に
心の情景（笑）でネタバラシ、とかのほうがまだマシだったような。
ネットリした歌かけながらｗ

ちなみに、飛ばされたリボンをジャンプキャッチするフリットは、中平版ストゼロ漫画で
リュウが、飛ばされた洗濯物をキャッチする事で昇龍拳を編み出したシーンのオマージュと見た。
曲げる足も、突き上げる拳と同じ、正しい昇龍拳スタイルｗ
リボン、というあたりもストゼロっぽくないだろうか。
…まあ、全然違うと思うけどｗ

その後のフリット、怒りの大暴れでは
スパロボテンプレ的な演出が気になったが、
ソードインパルスばりの、恐怖の対象ガンダムは良かった。
個人的には、怒りと勢いに任せてデシルを八つ裂きにする、くらいの
暴走が見たかったが、さすがにムリだったｗ
ただ、キレたらこんな強いんだ、というのは解るが
だったらその力を先に出してれば、ユリンだって死なずに済んだんじゃないのか、というのは
無粋だろうか。
こいつの場合、よりによって前回、任意でＸラウンダー発動をしてしまっているから、
どうにも、それを使わなかった前半戦で、手抜きをした印象を受けてしまう。

最後、気づけばＵＥはもう最後の切り札を出す、くらいまで追い詰められた雰囲気だったが
ギラーゾイデゴワス！出る！
と聞こえたが、字幕で確認したところ

ギーラ・ゾイ！デファース！出る！

だった。
ここら辺、登場人物の説明不足というか。
少ないんだからしっかりやってくれよ、と思う。
ＭＳ、デファースは、絵から見ると、ターンエーのウォドムみたいな感じなんだろうか。
たしかに、ギーラが予防線張った通り、宇宙戦に、まるで向いてないように見えるがｗ
というか、今週、来週と新メカを一気に投入するくらいなら
（しかもどっちも１話で使い捨てっぽいし）
もっと配分考えてよ、と思う。
序盤、ガフラン・ゼダス祭りでさんざん引っ張っておいて、ケツ詰まって慌てて大放出、みたいなｗ
このタイミングでは、プラモ化も絶望的というか。

先週、今週のスパロー大活躍の陰で、完全に空気と化していたタイタスが
ここで最後の見せ場。
まさかの全ビーム開放タックル～全力扉オープンでパーツ自壊ｗ
字幕によると

リミッター解除。磁気旋光システム最大出力

との事で、穿孔じゃないの？と思ったが
（丁度スパイクが写ってたし）
調べたら、なんか格好良い用語っぽい。ファラデー効果というのかｗ
せっかくの決め台詞だが、いじけフリットのブツブツ系発声だったので
ゲーム化の際には、景気良く叫んでもらいたいｗ
ただ、最後をノーマルで決めたいのは解るが、あんなムリに壊さなくても、とは思ったｗ

最後、
ＵＥ、僕はお前達を…許さない！
と、相変わらずの私怨全開のフリットはブレない。
人には復讐の連鎖を断て、くらい言うくせに、すげーな、とｗ


さすが第一部最大の山場、面白かったとは思うが、
全部どっかで見たような展開だった、という気も。
先週も書いたが、ここに至るまでが積み上げられてないから、
どうにも空回り感を感じる。
２クールものの最終回、くらいなら丁度良かったような。

コメント 1

ギーラ・ゾイ！でごわす。
には笑いました
by NO NAME (2012-01-17 10:25)