水性塗料スミ入れを試してみた [ガンプラ]

最近ネットやホビージャパンで見た
水性塗料によりスミ入れを試してみた。

https://promodeler.net/2020/12/19/acrysumiire01/
こちらのブログで拝見。

従来、スミ入れといえばエナメル塗料を使用していたのだが
溶剤がプラを脆くするという欠点があり
しかも近年、プラの材質が変わったのか、昔より割れやすくなった気がしていて
(気のせいかもしれないけど)
スミ入れリスクが高まってたので、これが上手く使えるなら嬉しい。

クレオス水性塗料+クレオス水性塗料用うすめ液+キッチンマジックリン
で作った塗料で、普通にスミ入れし
マジックリン原液を浸した綿棒で拭き取る、という方法。

マジックリン混入量がすくないときれいに流れない。
あと、もとの塗料濃度が濃いのか、エナメルと比べて、
薄め液も多めにした方が良さそうだった。

気になるふき取りは、普通にふき取り可能だった。
エナメルと遜色ないレベルで綺麗に落ちる。

途中、マジックリンが泡立ってモールドに流れ込む、という
エナメル溶剤にはないアクシデントがあったけど、
それですぐスミが消えちゃうという事もなさそう。

ただ、アーマー裏なんかで、水性塗料で
普通にべったり塗った個所のはみ出しを拭き取ろうとした際は
なかなか落ちてくれず、力を入れてこすってちょっとずつ落ちる、という感じだったので
溶剤での落としやすさはエナメルに軍配が上がりそう。

スミ入れ塗料を用意するときに、マジックリン混入で一工程増えるのと
エナメルほど簡単に落とせない場合がある点が欠点だけど
クラックの心配がない、というのは、それらを補って余りある利点。

あと

匂いがキツくない
薄め液がなかなか揮発しない

というメリットがあり、
長時間のスミ入れ作業にも向いていると思う。

水性塗料は、難易度が高いと言われるエナメル塗料のエアブラシ塗装より吹きやすいので

装甲裏にエアブラシで暗色を吹く > はみ出した個所をふき取り

というような作業もやりやすそう。
多分だけど、エアブラシの薄い塗膜なら簡単にマジックリンで落ちると思う。

ちょっと気になるのが、マジックリンが緑色なので
塗料に影響ないのかな、という点。
今回塗ったジャーマングレイは濃い色なので影響を感じなかったけど
薄い色でも大丈夫なのか、今度試してみたい。

・はじめからマジックリン成分の混入された(無色の)水性塗料用うすめ液
・マジックリン代替の、プラに影響のない水性塗料リムーバー

なんかが発売されれば、是非利用したいと思う。
どこかのメーカーから発売されないか期待したい。


GSIクレオス 水性ホビーカラー ジャーマングレー/ドゥンケルグラウ 10ml 模型用塗料 H513

GSIクレオス 水性ホビーカラー ジャーマングレー/ドゥンケルグラウ 10ml 模型用塗料 H513

  • 出版社/メーカー: GSI クレオス(GSI Creos)
  • メディア: おもちゃ&ホビー


水性塗料のジャーマングレーのラインナップが妙に充実してて、どれが良いか分からなくて
何色か買って試してみたけど、白パーツへのスミ入れはこれが一番しっくりきた。


水性ホビーカラーうすめ液 110ml T110

水性ホビーカラーうすめ液 110ml T110

  • 出版社/メーカー: GSI クレオス(GSI Creos)
  • メディア: おもちゃ&ホビー


クレオス水性塗料用薄め液。

余談だが、参考にしたブログ記事に、塗料の流動性を高めるにはワイドマジックリン、
ふき取り用にはキッチンマジックリンが良い、と書いてあったので
ドラッグストアで、家になかった「ワイドマジックリン」を買ったら
「粉末タイプ」だった、という罠。
自分、買う時に気づけよ、と言いたい。
そして、しかたないから洗濯機の掃除に使ってたけど、
後で調べたら「ワイドマジックリン」=すべて粉末タイプだった模様。
溶かして使うのかな。
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