貞子3D 3D版視聴

前に書いたが、10万も出して買った3Dヘッドマウントディスプレイを
あまりにも使ってないので、
この現状を打破しようと、レンタル店で3D作品を物色してきた。
もう半年もしたら新型出ちゃうw

作品を選ぶにあたり、やはり、既に映画館や、2D版で一度見たものは
集中してもう一度見るのはキツい、と判断。
（あのパシフィックリムですら休み休みの視聴だった）
意外と記憶力の良い俺である。

となると、もともと少ない3D作品の中から、さらに選択肢は狭まるのだが、
その中から、悩みに悩んで選んだのが「貞子3D」である。

貞子3D 2枚組(本編2D&3D blu-ray・特典DVD付き)

• 出版社/メーカー: 角川書店
• メディア: Blu-ray

丁度、続編の「貞子3D 2」が新作で出ていて、
DVD版にもあるという、スマホ連動の仕掛けが面白そうだな、と興味をもったところで
ふと隣の前作を見ると3D版だったので、まずは1からだ、と借りたのだが…
（ちなみに貞子3D 2の方は2D版しかなかったw）

結論から言うと、とんだクソ映画であり、
久々に、ここまでつまらない映画を見たなあ、と思うw

ただ、これがTVなら絶対途中で消してるし、
通常のDVDでも途中でプラモ作り出していただろう。

うはwwwクソ映画www

などと思いつつも最後まで集中して完走できたのは
逃げ場のない3Dヘッドマウント使用の効果と言えなくもない。
まあ、ヘッドマウントでも、当然やめようと思えば途中で見るのをやめられるのだが
ヘッドマウント使用開始の時点で、2時間拘束の覚悟＆準備が完了しているので
完走しやすいのである。
あと、外界と遮断されるので、余計な誘惑がないw

この効果（クソ映画強制完走効果とでも呼ぼうか）は、劇場での一発勝負でも得られるのだが、
その場合は1,800円金ドブしてるわけで、あまりにダメージがでかいが
こちらは100円のダメージで済んだ。セーフっ・・・！
これからは、微妙な作品を見るときはヘッドマウントで、と思ったが
そういう作品はそもそも3Dにならないワナであるw

映画の感想に話を戻すが、
比較的王道ホラーものの前半パートと、三流ホラーアクションパートの後半、みたいな感じなのだが
そのどちらも面白くないw

まあ、展開次第でどうにでもなりそうな前半だったので
後半側でぶち壊しになったのは間違いないが、
主人公（女）が超能力者設定で、いつの間にか
私はこの力を他人のために使う！
とか言い出して、唐突に正義に目覚めちゃって、もう意味不明w
「日常」の側に超能力者入ってきちゃったら、ホラーとして破綻しているようなw

で、その主人公の超能力が、悲鳴の絶叫で衝撃波発生、という
結構ショボいもので、
HAMEX的には、なんというメダパwwwと思って楽しめたのだが
普通の人にはクソつまらない設定だろうw
ていうか、好きに使えもしないのにあんな決意されても、みたいな。
絶叫で一々割れるガラスが（衝撃波のベクトルは無視して）
3D効果で、こちらに迫って飛んでくるのでそこは面白かったw

ラスト、CGモンスター貞子の大群に襲われる主人公だが、
（またモデルも動きも仮面ライダーレベルの低予算CG）
主人公が、ここまでそんな設定や動き一切見せてなかったのに
いきなり剣の達人のような動きで
死角から襲い来るモンスター貞子をカウンターの一閃w
（叩き込んだ後の表情も完全に闘う女w）
それまで、さんざんキャーキャー叫んで逃げておいて
いざ襲われると一撃必殺、
もう、最初から逃げないでお前その棒で戦え、と言いたくなるくらい強く、演出意図不明であるw

ラストも意味不明で、後味も最悪、
（こわいとかそういう良い意味ではなくw）
そもそも、続編前提での前作視聴だったはずなのに、
もう、誰が見るか、という気持ちにって終了w

主人公の彼氏（仮面ライダーキバ）がトラック貞子に連れ去られたあたりまでは
まだ、もしかしたらここから面白くなるかも、という気持ちで見ていられたのだが、
そこからはまさに急展開でボロボロになったw
後半から明らかにおかしくなってるので、
予算とか時間が足りなかったのかな、と製作側の事情も想像できなくもないが
何にせよ駄作なのは間違いない。

ただ最近は、映画は前評判等で面白いだろ、これは…という作品ばかり選んで見ているので
ここまで大ハズレを引くという機会は珍しく、
普段、微妙だったな…とか思ってた映画も、本作に比べれば名作も名作、みたいな気持ちになった。

例えるなら、美味い料理ばっかり食べて、ムダに舌が肥えた、なんちゃって食通
みたいな状態だった俺に、強烈な渇を入れる激マズの一作、と言えるだろう。
無論、他人にオススメは一切しないけどw

ソニー 【ワイヤレス対応】ヘッドマウントディスプレイ “Personal 3D Viewer" HMZ-T3W

• 出版社/メーカー: ソニー
• メディア: エレクトロニクス

噂の10万で買って全然使ってないヘッドマウントディスプレイ。
久々に映画一本通してみたけど画質や3D感は申し分なかった。
面白いガジェットなのは間違いないので、もっと使っていこうと決意を新たにした俺である。