映画 逆転裁判 感想

レンタルで視聴。

ゲーム原作の実写映画化というと
スト２やスーパーマリオ、くらいしか思いつかないが、
（バイオハザードは見たことないｗ）
ここまで忠実にやろうとした作品は前代未聞というかｗ
漫画の実写ドラマ化だってここまでやらないという話であるｗ

普通ならテイストとタイトルだけ借りて
オリジナル作品でっちあげそうなところなのに、
荒唐無稽な裁判設定なんかもそのまま、キャラビジュアルも
ヅラ＆コスプレで一生懸命再現しようとしていて
正直安っぽいのだが、ここまで突き抜ければ好感を持てるｗ

笑いのセンスも悪くなかった。
全員ズッコケはどうかと思うがｗ

途中まではテンポもよく、楽しかったのだが、
ラスボスを倒した後が若干冗長だった。
今更まじめぶるなよ、という気がｗ

あと、肝心のラストの裁判シーンが合成くさく
（ナルホド君と検事、背景と聴衆が合成に見える。違うかもしれないが）
そこでケチるか、と気になった。

気になったと言えば、最後の決め手の証拠となった、線状痕の一致しなかった弾丸だが、
あの扱いでは、成歩堂の持ってきた弾丸が
本当に、DL6号事件の証拠の弾丸だったのか、という疑惑があるような。
女弁護士の入手経路も不明だし。
本物の弾丸じゃないなら線状痕も一致しなくて当然、という反論はダメだろうか。

超HAMEXゲーム映画批評70点。
がんばって映画化しましたね、とは思うが
まあ、正直、一本の推理モノ映画としては、そんなに面白くはなかったｗ

が、異議あり！やくらえ！等の
ゲーム版の見せ場をしっかり盛り込み、
エンドロールのラストでゲーム版のロゴを大写し、という
原作愛は大いに感じられた。

しいて言えば、序盤、もっと成歩堂と御剣怜侍がいがみ合うシーンがあれば、
弁護を引き受ける流れ～解決後の握手が活きたと思うのだが。



などと、さんざん知った風なことを書いてみたが、
実は逆転裁判シリーズは一切未プレイ、
たしか、GBAの1が出たとき、FLASHで遊べる
1話の体験版、みたいなのをPCで遊んだ記憶だけある俺であるｗ

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原作ファンなら楽しめるか、逆に、バカにすんな、と思う作品だと思うが
個人的にはゲームの映画化としては
下手に個性を出さず、原作を忠実に実写化したのは拍手したい。
だったらアニメでいいじゃねーか、という話もあるが、
あえて実写でやったのがバカで良いｗ